Article Detail
JR東日本、「リゾートしらかみ」の新型ディーゼルハイブリッド車両を製作
リゾートしらかみ「■(ブナ)」の車両新造について
*■印の文字は木偏に「無」の文字です
○JR東日本では、「グループ経営構想 V(ファイブ)〜限りなき前進〜」において、観光流動の創造と地域の活性化に取り組んでいます。
○当社が提案する「のってたのしい列車」のパイオニアとして好評運行中の「リゾートしらかみ」の「■(ブナ)」編成(キハ40系)の後継車両として、新型車両(HB−E300系:ディーゼルハイブリッド車両)を製作します。
○車両は1編成(4両)製作し、2016年7月〜9月に実施される「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」にあわせて営業運転を開始し、地域の活性化、地方創生に取り組んでまいります。
1.デザインコンセプト
白神山地と日本海に囲まれた沿線の美しい大自然、移ろい行く季節感、どこか神聖で神々しい空気感を「緑豊かな■(ブナ)の葉とそこから溢れ出る優しい木漏れ日」で表現したデザインとします。
*参考画像は添付の関連資料を参照
2.ディーゼルハイブリッド車の特徴(別紙)
・燃料消費量を低減する他、排気ガス中の有害物質である窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量を約6割低減しています。
・車内照明にはLEDを採用し、従来の蛍光灯の約6割の消費電力量としています。
3.運用区間
奥羽本線・五能線(秋田〜東能代〜川部〜弘前・青森)
4.「リゾートしらかみ」の概要
1997年4月1日に秋田新幹線の開業に合わせ登場し、多くのお客さまと沿線の皆さまに支えられ、現在は年間10万人を超えるお客さまにご利用いただいています。
新たにデビューする「■(ブナ)」編成では、地元の皆様と連携し、五能線沿線を満喫いただける新しい車内サービスをご提供する予定です。
・1997年4月 「リゾートしらかみ」デビュー
・1999年4月 沿線の観光メニューをお楽しみいただく「蜃気楼ダイヤ」を実施
・2003年4月 「■(ブナ)」編成デビュー ※初代編成を「青池」編成とし、2編成で運転開始
・2006年3月 「くまげら」編成デビュー 3編成での運転を開始
・2010年12月 「青池」編成ハイブリッド車を導入
・2011年10月 ご乗車人員100万人達成(2014年度末現在134万人)
*概要などリリース詳細は添付の関連資料を参照