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都市再生機構とNTT都市開発、大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業の新築工事が着工
大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業
施設建築物新築工事着工のお知らせ
代表施行者独立行政法人都市再生機構(以下、都市再生機構)、共同施行者NTT都市開発株式会社は、「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」につき、平成27年5月15日、新築工事に着手しますのでお知らせ致します。
■施設建築物の概要
所在:東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
用途:事務所、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等
敷地面積:約19,900m2
延床面積:
約354,000m2
(A棟:約202,000m2 B棟:約152,000m2)
建物構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
建物規模:A棟:地上35階、地下3階 B棟:地上32階、地下3階
建物高さ:A棟:約178m B棟:約163m
建築主:A棟:NTT都市開発(株) B棟:都市再生機構
設計:A棟:(株)日本設計 B棟:(株)大林組
監理:A棟:(株)日本設計 B棟:日本設計・NTTファシリティーズ共同企業体
施工:A棟:(株)竹中工務店 B棟:(株)大林組
建築工事期間:平成27年5月15日〜平成30年7月(予定)
<大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業について>
■事業の目的
大手町地区は、現在、「連鎖型再開発」等による既存建物の更新と併せ、国際ビジネスセンターとしての機能強化が推進されつつありますが、グローバル化・高度情報化等に対応するための業務中枢機能や国内有数の通信環境を活かした情報通信拠点機能の更なる強化が必要となっています。
本事業においては、都市再生緊急整備地域(大手町、丸の内、有楽町)の整備目標である「東京都心において我が国の顔として、歴史と文化を活かしたうるおいと風格ある街並みを形成しつつ、高次の業務機能とそれを支える高度な支援機能を備えた金融をはじめとする国際的な中枢業務・交流機能を形成するとともに、商業・文化・交流などの多様な機能を導入することにより、にぎわいと回遊性のある都市空間を形成すること」の一翼を担います。
■事業の特徴
1)国内最高水準の通信環境の整備による国際的なビジネスセンターの機能強化
1.国内最高水準の情報通信基盤の整備
2.大手町地区の国際カンファレンス機能の強化
2)大手町地区の業務継続能力の向上
1.大手町地区における地域冷暖房施設のループ化の実現
2.災害時の業務継続を可能とする自立性の高い電源の導入(ガスコジェネレーション、非常用発電機)
3.帰宅困難者を受け入れ支援する災害対応能力の強化(一時滞在施設、防災備蓄倉庫)
3)うるおいのある快適な都市基盤の創出
1.大手町と神田をつなぐセントラルプロムナードと日本橋川を渡る人道橋の整備
2.サンクンガーデンの整備等による魅力ある立体的都市広場の形成
・参考画像は添付の関連資料「参考画像1〜4」を参照