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三菱ガス化学と近畿大、「近畿大学 MGC 共同研究センター」を設置
近畿大学との共同研究センターを設置
三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:倉井敏磨)と学校法人近畿大学(所在地:大阪府東大阪市、学長:塩崎均)は、2014年10月に「近畿大学 MGC 共同研究センター」を近畿大学分子工学研究所に設置しました。両者は同センターの設置等に関する一連の協定書、および共同研究契約書を締結し、新規高分子材料の基礎研究を既に開始しています。
当社は、高分子材料の製造技術を研究開発の重点領域の1つとして掲げ、特徴ある製品を展開してきました。この度の産学連携の取り組みは、中期経営計画「MGC Advance2017」で掲げた「新規事業の創出と育成」の一環として位置付けています。
近畿大学分子工学研究所は、高分子化学に関する幅広い知識と経験、充実した設備を持ち、高い基礎研究能力を有しています。建学の精神である「実学教育」が高い評価を受け、これまで数多くの民間企業より研究を受託してきました。
当社と近畿大学は、「近畿大学 MGC 共同研究センター」を活用し、化学の発展に寄与すると共に、付加価値の高い製品・技術を社会に提供してまいります。
<研究の概要>
新規機能性高分子材料の創製およびプロセス創出
<応用が期待される分野>
電池材料、電子材料、耐熱複合材料、透明材料など
<近畿大学について>
近畿大学は、1925年に創立された大阪専門学校と1943年に創立された大阪理工科大学を母体とし、1949年に設立された私立総合大学です。