アイケイコーポレーションなど３社、バイクオークション事業に関する業務・資本提携で基本合意締結

株式会社ユー・エス・エス、株式会社アイケイコーポレーション及び



　株式会社ジャパンバイクオークションによる業務・資本提携に関する基本合意締結のお知らせ株式会社ユー・エス・エス（以下「ＵＳＳ」という。）、株式会社アイケイコーポレーション（以下「ＩＫ」という。）及び株式会社ジャパンバイクオークション（以下「ＪＢＡ」という。）は、バイクオークション事業に関する業務・資本提携（以下「本業務・資本提携」という。）について基本合意を締結いたしましたのでお知らせいたします。本業務・資本提携においてＵＳＳ及びＩＫは、ＪＢＡ株式をそれぞれ２，２４０株（発行済株式総数に対する割合：各３０．０１％）取得するとともに、ＵＳＳはＩＫ株式を７，７３３株（発行済株式総数に対する割合：５．０６％）取得し、またＵＳＳがＩＫ、ＪＢＡにオークション会場を賃貸しバイクオークション業務に関して提携していくことにより、３社の強固な関係を構築してまいります。


記


１．本業務・資本提携の理由
　ＵＳＳは、主に中古車取扱事業者を会員とするオートオークションの運営を通じ、中古自動車の円滑な流通をサポートしております。経営理念に「公正な市場の創造」と「会員との共生」を掲げ、オートオークション業界において、いち早くコンピューターを使った競売システムを導入し、他社に先駆け、全国主要都市にオートオークション会場を展開いたしました。
　現在では、全国１８会場を運営、会員数は４５，２９４社を有し、年間出品台数２３２万台（平成２２年３月期実績）、市場シェアは３３．８％（平成２２年暦年実績）と業界Ｎｏ．１の地位を獲得しております。
　また、衛星ＴＶ（会員数４，３１１社）やインターネット（会員数２４，５４４社）を活用し、ＵＳＳグループ全会場及び業務提携している１２のオートオークション会場のセリにリアルタイムに応札できる外部落札システムを運営することにより、全国ネットワークを実現しております。（会員数はともに平成２２年１２月３１日現在）
　ＩＫは、オートバイ買取専門店「バイク王」を全国に１００店舗展開しており、日本全国のお客様からの多様なニーズに応えられる機動力あるビジネス展開を構築しております。「お客様の笑顔を追求すること」を経営理念のひとつに掲げ、出張買取、申し込み受付２４時間３６５日体制の整備をはじめ、オートバイユーザーの利便性を第一に、サービスの拡充に努めてまいりました。さらに、創業当時よりビジネスモデルのＩＴ化を意識・実践し、業界唯一のパソコン査定による全国統一の査定基準を実現するなど、独自の工夫を重ねてまいりました。
　現在では、年間販売台数１７万台（平成２２年８月期実績）となり、オートバイの買取実績Ｎｏ．１（平成２１年二輪中古車買取台数株式会社矢野経済研究所調べ（平成２２年４月現在））の地位を獲得しており、コアビジネスである中古オートバイ買取事業に加え、オートバイ小売事業、オートバイ駐車場事業を展開しております。
　また、ＪＢＡは、主にバイク取扱事業者を会員とするバイクオークションの運営を通じ、中古バイクの円滑な流通をサポートしております。現在、兵庫県西宮市にて会員数１，７６８社（平成２２年１２月３１日現在）、年間出品台数４３，８８０台（平成２２年１２月期実績）と西日本最大規模のバイクオークション会場を運営しております。西日本各地から集めたバイクを業界初の走行テストを含む独自のノウハウを用いた検品を行い展示し、充実したインターネットサービスと併用することにより、日本全国のさまざまな会員のニーズに応えております。
　この度、３社は、それぞれの会社が持つ経営資源を有効活用し、事業基盤の強化・拡充・発展を目指すことが、更なる企業価値の向上に資するとの判断から、本業務・資本提携について基本合意を締結いたしました。今後は、ＵＳＳの利便性に優れたオークション会場及びオークションシステム、ＩＫの業界トップの商品調達力及びＪＢＡに蓄積されたバイクオークション運営ノウハウを有機的に組み合わせることにより、バイクオークション業界のさらなる活性化を目指してまいります。また、これを機に、ＵＳＳはバイクオークション事業における流通インフラの整備に寄与してまいります。


２．本業務・資本提携の内容等
　（１）本業務提携の内容
　　　ＵＳＳの運営するオークション会場「ＵＳＳ横浜」、「ＵＳＳ神戸」のオークション会場・設備を、ＵＳＳがＪＢＡに対して賃貸借により提供することにより、最新の設備を備えたバイクオークションを実現してまいります。また、バイクオークション市場の活性化を目的として、ＩＫがＪＢＡに対して出品協力・支援を行ってまいります。
　　　さらに、ＩＫの物流拠点の集約による商品提供の迅速化及び物流コストの削減を目的として、ＵＳＳがＩＫに対して、「ＵＳＳ横浜」、「ＵＳＳ神戸」の車両ストックヤードを賃貸借により提供いたします。
　　　なお、業務提携の具体的内容につきましては、今後３社間で協議・検討を行う予定であります。

　（２）新たに取得する株式の数及び発行済株式数に対する割合（資本提携の内容）
　　　１）ＵＳＳ及びＩＫは、平成２３年４月上旬を目途として、ＪＢＡの筆頭株主であるアント・キャピタル・パートナーズ株式会社と住商オートインベストメント株式会社が共同で運営するファンド「オート・ビジネス再編２号投資事業有限責任組合」をはじめ既存株主より、ＪＢＡ株式をそれぞれ２，２４０株（発行済株式総数に対する割合：各３０．０１％）取得する予定です。なお、具体的な取得の相手方、取得価格、方法及び諸条件に関しては、今後協議してまいります。
　　　２）ＵＳＳは、平成２３年４月上旬を目途として、ＩＫの既存株主より、ＩＫ株式を７，７３３株（発行済株式総数に対する割合：５．０６％）取得する予定です。なお、現時点においてはＴｏＳＴＮｅＴ取引または市場外での相対取引による取得を検討しておりますが、具体的な取得の相手方、取得価格、方法及び諸条件に関しては、今後協議してまいります。



※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照