Article Detail
安川電機、高速・高精度などさらなる高性能化を実現したCPUモジュールを販売開始
高性能CPUモジュール「CPU−302」を販売開始
−マシンコントローラMP3300のラインアップを拡充−
株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)は、マシンコントローラMP3300に、さらなる高性能化を実現したCPUモジュール「CPU−302」をラインアップに追加し、2015年4月21日より販売を開始しました。
※製品画像は添付の関連資料を参照
1.製品化のねらい
2013年11月に市場投入したCPUモジュール「CPU−301」は、FA装置の高速化・高精度化を実現し、省エネにも貢献する機能で好評を得ています。
このたび、さらなる高速化を実現したCPUモジュール「CPU−302」を製品化しました。
ACサーボドライブΣ−7シリーズと組み合わせたシステムソリューションに加え、生産コストダウンのための装置高速化や部品微細化による装置精度向上などのニーズにも対応できる、より進化した高速・高精度モーションで、お客様の装置性能の更なる向上に貢献します。
2.主な特長
(1)アプリケーション処理の高速化
ラダープログラム演算性能をMP2310比4倍に向上しました。
これにより、装置の生産性と性能向上に貢献します。
※表資料は添付の関連資料「表資料1」を参照
(2)MECHATROLINK通信周期の高速化
標準搭載のオープンモーションネットワークMECHATROLINK−IIIで通信周期125μsに対応しました。ACサーボドライブΣ−7シリーズと組み合わせることで、装置の加工精度や軌跡精度の向上に貢献します。
※表資料は添付の関連資料「表資料2」を参照
3.主な用途
多軸制御や同期制御などが必要な装置に最適です。
[例]
・半導体・液晶製造装置
・電子部品実装機
・金属加工機
・包装機
・ロボット
・その他一般産業用機械
現在MP2000シリーズを使用されている装置においても、性能・生産性の向上を目的に使用が可能です。
4.販売計画
(1)販売開始日:2015年4月
(2)販売計画:2015年度 約3,600台(CPU−301を含む)
(3)販売価格:オープン価格