東北電力、宮城県石巻市新蛇田地区で石巻蛇田太陽光発電所の新設工事を着工

石巻蛇田太陽光発電所　新設工事の着工について
〜石巻市のエコ・セーフティタウン構想の実現に向けて〜


　当社は本日、宮城県石巻市新蛇田地区に設置する石巻蛇田太陽光発電所（出力　３００kW）の新設工事を着工しました。

　この石巻蛇田太陽光発電所は、当社が石巻市および株式会社東芝と共同申請し採択された、平成２３年度経済産業省補助事業「石巻スマートコミュニティ導入促進事業」の一環として、当社が蓄電池（容量１２０kWh）とともにモデル地区に新設するものです。

　「石巻スマートコミュニティ導入促進事業」は、石巻市震災復興基本計画の重点プロジェクトの一つとして、同市のエコ・セーフティタウン構想に基づき、市内のモデル地区に「地域エネルギー管理システム（CEMS）」を導入し、再生可能エネルギーを活用した「低炭素なエコタウン」と、災害時に「灯りと情報が途切れない安全・安心なまちづくり」の実現を目指すものです。（平成２５年１０月９日お知らせ済み）（http://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1184438_1049.html）
　当社は、モデル地区である新蛇田地区において、石巻蛇田太陽光発電所と蓄電池を新設し、同地区内での再生可能エネルギーの導入拡大を図るとともに、災害時に地区内の街路灯等へ電力を供給することにより、灯りが消えないまちづくりの実現を目指すこととしております。
　また、新蛇田地区では、今後、災害公営住宅や戸建住宅における太陽光発電の大量導入が予想されています。そのため、当社は、蓄電池により太陽光発電の出力変動を調整して、電力系統の安定化を図るシステム（系統安定化システム）を導入し、東芝が導入する需要家統合システム（※）と協調連携することで、地区内のエネルギー管理を図ることとしております。

　当社といたしましては、同市のエコ・セーフティタウン構想の実現に向けて、安全確保を最優先に、着実に石巻蛇田太陽光発電所新設工事を進めてまいります。

　石巻スマートコミュニティ導入促進事業の概要は別紙のとおりです。

　※需要家側のエネルギー情報を束ね需要を調整するシステム


以上


・（別紙）石巻スマートコミュニティ導入促進事業の概要

　＊別紙は添付の関連資料を参照