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蛇の目ミシン、可搬質量や速度など向上の直交ロボット「JC−3シリーズ」を発売
直交ロボット(JC−3シリーズ)新発売について
蛇の目ミシン工業株式会社(社長:眞壁八郎)では、好評発売中の多機能型卓上ロボット「JR3000シリーズ」の高機能と使いやすさを継承した直交ロボット「JC−3シリーズ」を4月16日より新たに発売いたします。
当社の直交ロボットは、これまで「JC−2シリーズ」が国内外の生産現場において広く支持され、順調に売り上げを伸ばしてきました。
しかしながら、性能・使いやすさの向上とともに、ネットワーク化対応の更なる強化に対する要請も強まっており、それに応えるべく今般、可搬質量および速度の向上を図るとともに、4軸仕様のラインナップを追加し、フィールドバスへの対応を可能とした「JC−3シリーズ」を開発し、発売することにいたしました。
今回発売の「JC−3シリーズ」では、「JR3000シリーズ」で好評のシステムソフトを採用し、多用途に使用可能な「標準仕様」に加え、塗布作業において優れた軌跡性能を有する「塗布仕様」、エラー検出など便利な機能を備えた「ねじ締め仕様」を用意しています。
当社としてはこれからも、営業面・技術面でのサポートと生産設備の可能性を拡げる製品・ソフトウェアの開発を進め、ラインナップの充実を図ってまいります。
「JC−3シリーズ」の主な特長は以下の通りです。
・可搬質量、最高速度アップ
(最大可搬質量:8kg(3軸両持ち仕様)、X軸・Y軸最高速度:800mm/s、Z軸最高速度:400mm/s)
※従前機種 最大可搬質量:4kg(3軸両持ち仕様)、X軸最高速度:500mm/s、Y軸最高速度:600mm/s、Z軸最高速度:250mm/s
・簡単ティーチングと多機能で好評の「JR3000シリーズ」と同様のシステムソフトを採用
・最大999プログラム32,000ポイントを保存可能な専用コントローラをセット販売
・LANポート・USBメモリーポート標準装備
<オプション>
・フィールドバス対応
・外部モータ2個制御機能
・グラフィック機能他プログラミング機能を拡充したオリジナルソフトウェア
「JR C−Points II」
新製品の概要は以下の通りです。
1.国内希望小売価格
JC−3A00−0T3(3軸片持ち):オープン価格
JC−3A00−0H3(3軸両持ち):オープン価格
JC−3B01−0H4(4軸両持ち):オープン価格
2.発売日
2015年4月16日
3.目標販売台数
年間300台(初年度)
*主な仕様・製品画像は添付の関連資料を参照