Article Detail
三井住友銀行、インド「コタックグループ」資産運用子会社などとインド・インフラファンド設立の協働契約締結
コタック・マヒンドラ・グループ、ブルックフィールド・アセット・マネジメントとの
インド・インフラファンド設立に関する協働契約締結について
株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、今般、インドにおいて民間大手総合金融グループであるコタック・マヒンドラ・グループ(Kotak Mahindra Group、以下「コタックグループ」)の資産運用子会社(※1)及びカナダの大手資産運用会社であるブルックフィールド・アセット・マネジメント(Brookfield Asset Management Inc.、以下「ブルックフィールド」)の資産運用子会社(※2)と、インドに特化したインフラファンドの設立を目的とした協働契約を締結致しました。
当行は、昨年6月にコタックグループの中核銀行であるコタック・マヒンドラ銀行(Kotak Mahindra Bank Limited、以下「コタック銀行」)との間で増資引受並びに業務提携覚書を締結しております。今般の協働契約は、かかる業務提携覚書における注力分野の一つであるインドのインフラファンドの設立をより具体化する為、ファンドの仕組みや協働の条件等に関して合意するものです。
当ファンドは、今後も成長が見込まれるインドにおけるインフラ資産を主な投資対象とするものです。コタック銀行の資産運用子会社が資産運用を担当、当行は当該ファンドに一定割合を出資すると共に、本邦における投資家宛販売を含め、運営の一部にも参画します。なお、ブルックフィールドも当行同様、出資に加え運営の一部に参画します。
インドにおいて投資銀行業務に強みを有する(※3)コタックグループ、プロジェクトファイナンスの分野で強みを持つ当行、及びファンド運営で豊富な実績を持つブルックフィールドが各々の強みを持ち寄り、成長市場インドにおけるビジネスチャンスの拡大を目指すと共に、機関投資家等へのインド・インフラ市場への投資機会の提供を行って参ります。
(※1)コタック・マヒンドラ(UK)(Kotak Mahindra (UK) Limited)
(※2)ブルックフィールド・アセット・マネジメント(バルバドス)(Brookfield Asset Management(Barbados) Inc.)
(※3)インド市場におけるIPO引受実績は2010年地場投資銀行中首位。インド関連M&Aの取扱金額は2009年地場投資銀行中首位。
(参考)
<コタック・マヒンドラ・グループの概要>
設立:1985年(ノンバンクとして設立後、2003年に銀行免許を取得)
本店所在地:36−38A, Nariman Bhavan,227 Nariman Point, Mumbai, India
拠点数:約2,000拠点(*1)
従業員数:約20,000人(*1)
連結総資産:156億米ドル相当インドルピー(*1)
連結自己資本比率:17.6%(*1)
*1 2010年12月末時点
<ブルックフィールド・アセット・マネジメントの概要>
設立:1899年
本店所在地:Brookfield Place, Suite 300 Bay Wellington Tower, 181 Bay Street, Box 762, Toronto, Ontario, Canada
拠点数:約100拠点(*2)
従業員数:約18,500人(*2)
総運用資産:1,220億米ドル(*2)
*2 2010年12月末時点
以 上