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ウェザーニューズ、2〜3月の花粉飛散状況まとめと今後の花粉飛散傾向を発表

2015-04-15

ウェザーニューズ、花粉の中間まとめと今後の飛散傾向を発表
今年の花粉はスピード飛散!全国的に昨シーズンより1週間早く終わる予想
〜関東は花粉シーズンが昨年より1ヶ月弱も短い短期集中型の見込み〜


 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、今後も飛散が見込まれる花粉に対して十分な対策を取っていただくため、2015年2〜3月における花粉飛散状況及び、今後の花粉飛散傾向を発表しました。今年の花粉は、全国的に昨シーズンより約1週間も早く飛散が終わるスピード飛散となりそうです。関東は、飛散開始が昨シーズンより約2週間以上遅かったにも関わらず、飛散終了は約1週間早くなる予想で、花粉が飛んでいる時期が昨シーズンより約25日も短い短期集中型となる見込みです。本発表は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やスマホ向けwebサイト、携帯サイトから確認できます。


■花粉の中間まとめ・今後の飛散予想はこちらから

 ・スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」をダウンロード後、「花粉Ch.」にアクセス

 ・スマホ向けwebサイト「ウェザーニュースhttp://weathernews.jp/ip/info/pollen/2015/trend3/


◆今後の花粉飛散予想(4〜5月)
 〜花粉シーズン終了は4月末、全国的に昨シーズンより1週間早く終わる予想〜
  今後、一時的な寒さはあるものの、4月後半は平年より暖かい日が多くなる予想です。また、これまでの暖かさが影響し、平年(2008年〜2014年の平均)よりやや早くスギ・ヒノキ花粉のシーズンは終わる見込みです。現在、スギ花粉の飛散は次第に減少しており、ヒノキ花粉も4月末〜5月はじめを目処に終了する見通しです。これまでの飛散量を考慮して算出した最新のシーズン全体の花粉飛散量は、関東〜東海を中心に昨シーズンの1.5〜2.5倍と多く、西日本を中心に昨シーズンより少ない予想です。四国や九州の飛散量は当初の予想よりさらに少なく、昨シーズンの4割の飛散量となる予想です。

 *参考画像は添付の関連資料を参照

  北海道のシラカバ花粉は、寒さが緩む4月下旬から飛散が開始する予想です。飛散ピークは5月中旬と平年並となる予想ですが、4月下旬〜5月上旬の暖かさ次第では、ピークが早まる可能性もありますので、そろそろ対策を始めると安心です。北海道の花粉飛散量は、当初の予想と変化なく昨シーズンと同程度になる予想です。


◆前半の花粉まとめ(2〜3月)
 〜花粉の飛散開始時期、関東は昨シーズンより2週間以上も遅いスタートに〜
  この冬は12月から1月上旬まで強い寒気が度々流れ込み、1月中旬以降は寒さが緩む日が出てきたものの、1月末から再び寒い日が続きました。その後、暖かい日が増えた2月中旬に、西〜東日本の広い範囲(関東、東海、近畿、中国、四国、九州)でスギ花粉の飛散シーズンに入りました。毎年、全国の中でも飛散開始が早い関東では、特に2月上旬の寒さの影響で、スギ花粉のシーズン開始が昨シーズンより2週間以上遅くなりました。

  2月下旬には南から暖かい空気が流れ込み、21日は九州北部、22日は中四国や北陸で「春一番」が吹くなど、西日本や北陸を中心に花粉が飛散しやすい条件が揃いました。また、23日は、関東南部や東海で20℃以上、東北南部でも15℃を超える場所も出るなど季節外れの暖かさとなりました。このため、2月下旬に西〜東日本の広範囲で花粉シーズンが本格化し、東北南部でも花粉シーズンに突入しました。この暖かさの影響で、東北南部・北陸の飛散シーズンインは、昨シーズンより数日〜2週間程度早まり、山形県では3週間弱早まりました。

  3月は寒の戻りで寒くなる日もありましたが、一度暖かくなって雄花が開いた後は風に乗って各地に花粉が飛散するため、風が強まることによって西〜東日本の各地で花粉が多く飛散しました。3月中旬からは、東北でも暖かい日が続いたことで花粉の飛散量が多くなり、昨年よりも10日前後早くスギ花粉の飛散ピークを迎えました。現在は、西〜東日本はスギ花粉のピークを過ぎ、ヒノキ花粉のピークとなっています。また、北日本ではスギ花粉のピークを迎えています。


 〜2〜3月の花粉飛散量、東北から中部は昨シーズンの1.7倍と多い結果に〜
  3月23日までの飛散量を集計したところ、東北〜中部では昨シーズンよりも飛散量が多い(昨シーズンの1.7倍)結果になりました。これは、特に3月は晴れて気温が高くなる日が多く、スギ花粉の飛散ピークのタイミングが、昨年と比べると早かったためであると考えられます。一方、四国や九州では元々飛散量が昨年より少ない予想であり、平均で昨シーズンの4割となっています。

 〜花粉症の症状報告、東北では昨シーズンより重く、四国や九州では軽い方が多い〜
  2月1日〜3月23日、花粉症の方を対象に、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」から送っていただいた症状報告(非常にツライ、ツライ、ややツライ、大丈夫の4つから選択して毎日報告)を分析したところ、東北では昨シーズンより症状が重く、四国や九州では昨シーズンより症状が軽い傾向がみられました。東北では昨シーズンより飛散開始が早い県が多いことに加え、暖かさの影響でピークも早まっていることから、シーズン前半に重い症状が出ている方が多いようです。一方、四国や九州では、昨シーズンよりも飛散量が少ないことが、症状の軽減につながっていると考えられます。関東・中部・近畿では、飛散量が昨年よりも増えているにも関わらず、症状報告は昨年と同じかややツライ方が多くなりました。非常にツライと感じている方がそれほど多くない理由として、花粉が飛び始める2月前半までにバッチリ対策された方の割合が多かったことが挙げられます(※)。

 ※第一回花粉症調査:http://weathernews.com/ja/nc/press/2015/150313.html


 *以下の資料は添付の関連資料「参考資料」を参照

 ◆今シーズンの都道府県別の花粉飛散傾向
 ◆花粉症の症状がツライと感じた方の都道府県別割合
 ◆各エリアの見解(4月9日時点)



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