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三光純薬、循環器救急疾患の早期診断に有用なPOCT機器「コバス h 232」シリーズを発売
循環器救急疾患の早期診断に有用なPOCT機器「コバス h 232」シリーズを新発売
エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下「エーザイ」)の診断薬事業子会社である三光純薬株式会社(本社:東京都、社長:渡辺啓祐、以下「三光純薬」)は、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都、社長:小川 渉、以下「ロシュ」)が製造・販売している医療機器「コバス h 232」シリーズ(以下、「本シリーズ」)を4月5日に新発売します。販売にあたっては、エーザイがコ・プロモーションを展開します。
本シリーズは、2007年7月より、ロシュから販売されている、心不全・急性心筋梗塞・肺血栓塞栓症などに関連する5種類の胸痛マーカーを、全血で迅速に測定することが可能なPOCT(ポイント・オブ・ケア・テスティング)機器です。三光純薬は、ロシュと2011年3月1日に販売提携に関する契約を締結し、本シリーズの取り扱いを開始いたします。
循環器救急疾患の患者様のスクリーニング検査としては、通常、心電図、画像診断、血液検査等が行われます。本シリーズを利用して血液検査を行うことにより、循環器救急疾患の早期診断の補助および病態把握が可能となります。また、機器本体は持ち運びができるコンパクトな設計となっており、診療所や病院の外来、病棟、さらには救急外来など様々な場所で測定することができます。
エーザイグループでは、企業理念であるhhc理念の更なる実現に向けて、日本における医療用医薬品、一般用医薬品、診断薬、ジェネリック医薬品の4事業を束ね、総合的な戦略を立案、推進するエーザイ・ジャパン体制を2010年6月より実施しています。そしてエーザイは、循環器領域として、急性心筋梗塞・肺血栓塞栓症の治療薬である血栓溶解剤「クリアクターR」、急性心不全治療剤「コアテックR」、急性心不全・虚血性心疾患治療剤「ニトロールR」シリーズなどを販売しています。
エーザイおよび三光純薬は、循環器領域における診断から治療まで連携した情報、製品の提供を進めることで、患者様のべネフィット向上に貢献してまいります。
なお、三光純薬は4月1日に社名をエーディア株式会社に変更いたします。
以上
※ 商品画像などは、関連資料参照