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東レ・ダウコーニング、「Dow Corning」ブランドのクリーン表面コーティング材をラインアップ
指紋付着低減性、汚れ拭き取り性、耐摩耗性に優れた
Dow Corning(R) ブランド Clean Surface Coating材料をラインアップ
東レ・ダウコーニング株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長・COO:大志万 俊夫)は、ガラス、プラスチック、金属、フィルムなどの基材表面の汚れ防止に適した、Dow Corning(R) ブランド、クリーン表面コーティング材(Clean Surface Coating材料)をラインアップします。今回紹介するのは、液状タイプDow Corning(R) 2634 Coating(以下、2634と表記)とペレット状の無溶剤タイプDow Corning(R) 2634 P(以下、2634 Pと表記)の2製品です。
フラットパネルディスプレイやスマートフォンといった携帯電子機器のタッチパネルの表面は、指紋、皮脂、汗や化粧品などの汚れが付着しやすいため、外観が損なわれるだけでなく、傷つきやすいといった課題があるといわれています。
今回ラインアップする2634、2634 Pは長期にわたり指紋付着、汚れ付着を低減し、表面の耐摩耗性を維持する特長・特性を有しております。2634 PはPVDでの薄膜蒸着により、より高い歩留まりかつ生産処理能力の向上を可能にします。
●2634、2634 Pの特長
・透明、低粘度溶液(2634のみ)
・基材外観を損なわない
・ガラス、プラスチック、金属酸化物表面に共有結合により強固にコーティング
・乾燥すると透明な薄膜を形成
●2634、2634 Pの特性
・優れた撥水・撥油性
・優れた汚れ拭き取り性、耐久性
・処理面の摩擦係数を低下
・優れた耐摩耗性
●2634、2634 Pの主な用途
・フラットパネルディスプレイ
・電子機器のタッチスクリーンディスプレイ
・事務機器
・携帯電話部品
・光ファイバーの汚れ低減コート、など
<2634の代表特性>
※添付の関連資料を参照
<指紋の拭き取り性の比較>
※添付の関連資料を参照
■東レ・ダウコーニングについて
東レ・ダウコーニング(http://www.dowcorning.co.jp)は、1966年、シリコーンおよびケイ素関連技術で世界をリードするダウコーニング社と、高分子化学のパイオニアである東レとの合弁により事業を開始。以来、ダウコーニングの日本市場における拠点として、40年以上にわたりシリコーンを中心とした高機能素材の研究開発、製造、販売に取り組んできました。膨大な研究蓄積を基盤に、マーケットニーズに即応したシリコーンを中心とした機能性素材の開発を行い、さらに顧客企業のグローバル化に呼応して、ダウコーニングとの協力体制のもと、世界各所において製品および関連サービスを供給しています。
■ダウコーニングについて
ダウコーニング(http://www.dowcorning.com)は、世界で2万5千以上の顧客の幅広いニーズに、最適最善の素材、応用技術、サービスのトータルソリューションを提案する、シリコーン、ケイ素関連技術とその革新のグローバル・リーディングカンパニーです。現在、Dow Corning(R)、XIAMETER(R)の2つのブランドを通して、7千以上の製品およびサービスを提供しています。ダウコーニングは、1943年、The Dow Chemical CompanyとCorning Incorporatedの均等出資の会社としてスタートしました。現在売り上げの半分以上が米国以外の国からのものです。ダウコーニングの経営は、化学製品と工程の安全と安定経営の厳格な規則を示すAmerican Chemistry Council’s Responsible Care(R) initiativeに則っています。
<お問い合わせ先>
ビジネスセンター
TEL:0120−77−6278