キャタピラージャパン、環境性能・生産性に優れたランドフィルコンパクターを発売

環境性能・生産性に優れたランドフィルコンパクタを発売
廃棄物最終処分場の延命化に貢献

　※製品画像は添付の関連資料を参照

　キャタピラージャパン株式会社（会長：竹内　紀行、社長：ロバート・ベネケ）は、廃棄物の破砕・減容・転圧により、廃棄物最終処分場の延命化に役立つCat８３６K　ランドフィルコンパクタ（運転質量５５，３００kg）を４月１日より、同Cat８２６K（運転質量４０，６５０kg）を４月１５日より発売します。各機種はそれぞれCat８３６H、Cat８２６Hのモデルチェンジ機です。
　今回のモデルチェンジでは、最新の環境規制に適合するパワフルで低燃費なCat　ACERTエンジンを搭載し、オフロード法少数特例２０１４年基準同等となります。また、ロックアップクラッチ付トルクコンバータの標準装備や摩耗寿命を延長したホイールおよびチップなどにより生産性を向上しています。さらに、STICステアリングやタッチスクリーンディスプレイの採用などによりオペレータ環境を高めています。
　Cat８２６K・Cat８３６Kランドフィルコンパクタの主な特長は次のとおりです。


１．最新の環境規制に適合するエンジン
　（１）パワフルで低燃費なCat　ACERTエンジンを搭載し、オフロード法少数特例２０１４年基準同等に適合。厳しい排ガス基準をクリアするため、新たに尿素SCRシステムを採用しています。
　（２）一定条件でのアイドリング状態が続くと自動でエンジンを停止するオートアイドルストップ機能を搭載。無駄なアイドリングを防止し、燃料消費や騒音を低減します。
　（３）エンジンコンポーネントが十分に冷却するまでエンジンをシャットダウンしないディレイエンジンシャットダウン機能により、エンジンの耐久性を向上しています。


２．生産性の向上
　（１）ロックアップクラッチ付トルクコンバータを標準装備。ロックアップ時にはエンジンとミッションを直結することで、動力伝達の損失を減らし、燃料消費量の低減に貢献します。
　（２）油圧システム（ロードセンシング）の改良により、燃料消費の低減を実現します。
　（３）さまざま廃棄物の種類に対応するため長寿命の新型ホイール＆チップを３種採用。プラスチップ（国内標準仕様）は高い転圧能力と斜面での安定性に優れ、パドルチップは軽量かつ牽引力に優れています。またプラスチップとパドルチップを半分ずつ装着したコンボは転圧能力と牽引力のバランスに優れています。


３．オペレータ環境の向上
　（１）方向やギアの選択、ステアリングの操作を１本のレバーに統合したSTICステアリングにより、操作性を向上。
　（２）オートアイドルストップなど各種設定や確認を行える大型のカラータッチスクリーンディスプレイを標準装備。容易に操作でき、鮮やかな画面は視認性に優れています。
　（３）キャブシートには、厚みのあるクッションや位置を６段階に調整可能なCatコンフォートシリーズIIIシートを採用。オペレータの快適性を高め、疲労を軽減します。
　（４）リアビューカメラ（８２６Kはオプション）や乗降部への照明の搭載など、安全性を向上しています。


４．Cat８２６K・Cat８３６Kランドフィルコンパクタの主な仕様（販売標準仕様）

　※主な仕様は添付の関連資料を参照


５．標準販売価格（販売標準仕様、港渡し、税別）
　Cat８２６K　ランドフィルコンパクタ（プラスチップ仕様）　７３，６９０，０００円
　Cat８３６K　ランドフィルコンパクタ（プラスチップ仕様）　１１６，０５０，０００円


以上