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三菱商事、ミャンマーでの食品関連事業強化でミャンマー食品事業会社の株式取得

2015-04-02

ミャンマーにおける食料・食品事業について
東南アジアにおける食材の垂直統合モデル構築に向けた新たな取組み〜


 三菱商事株式会社(以下、当社)は、ミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)在キャピタル・ダイヤモンド・スター・グループ(以下、CDSG)の食品事業会社ルビア・リミテッド(以下、ルビア)の株式を最大30%取得することに関し、合意いたしました。今後ルビアより約250億円の投資を行い、ミャンマー国内での食品関連事業を強化していく予定です。

 ミャンマーで食品・小売・不動産開発事業等を幅広く展開するCDSGの中核企業であるルビアは、ミャンマー国内最大シェアを持つ製粉事業やPREMIERブランドで認知度の高いコーヒー事業を軸とした食品製造販売会社です。CDSGが長年かけて構築したパンやめん類の原料となる小麦粉やコーヒーを中心とした飲料の製造・販売事業に、当社が日本で確立した原料調達から小売までの「食の垂直統合モデル」のノウハウを提供し、既存事業の強化を図ります。また新規事業の創出を目指し、ルビアでの様々な取組を通じ、ミャンマーの食の安定供給・発展に貢献して参ります。

 ミャンマーでは、近年の民主化政策に伴い、様々な分野での規制が見直されており、今後の同国の規制緩和次第では、CDSGの既存事業である農業関連事業(農産物の輸出・肥料事業)や小売事業への参画機会を得られる可能性もあることを視野に入れ、CDSGとのパートナーシップを強化していきます。

 三菱商事は、「経営戦略2015〜2020年を見据えて」において、消費市場として存在感を増すアジアを軸にグローバル展開の加速化、現地へのインサイダー化を進め、新興国の成長を取込むことを打ち出しています。本件はインドネシアに次ぐ東南アジアでの取組であり、パートナーとなるCDSGとの協業を通じ、今後、経済成長に伴う食品需要の増加や食の西洋化・多様化が見込まれるミャンマーにおいて、消費者の皆様のニーズに対応して参ります。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照


【参考情報】
1.キャピタル・ダイヤモンド・スター・グループの概要
 (1)本社所在地:ミャンマー ヤンゴン
 (2)設立年:1960年
 (3)事業内容:食品関連事業(製粉、コーヒー、菓子輸入)、農業関連事業(農産物輸出、肥料・農薬販売)、小売事業、不動産開発事業、自動車輸入事業等幅広いビジネスを展開。
 (4)従業員数:約6,500人
 (5)代表者:Managing Director U Ko Ko Gyi

2.三菱商事の概要
 (1)本社所在地:東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
 (2)設立年:1950年
 (3)事業内容:地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業の7グループに、ビジネスサービス部門を加えた体制にて、幅広い産業を事業領域として多角的なビジネスを展開。
 (4)従業員数:68,383人(連結ベース、2014年3月末)
 (5)代表者:代表取締役 小林 健



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