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EMCジャパンとネットワンシステムズ、日本でのクラウド基盤構築事業拡大で戦略的協業

2011-03-14

EMCとネットワンシステムズ
日本市場におけるクラウド基盤構築事業の拡大へ向け、戦略的協業で合意



 EMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山野 修、以下 EMCジャパン)とネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)は、日本市場において、お客様のプライベート・クラウドへの移行を促進するために、米国EMC社とネットワンシステムズが戦略的協業で合意したことを本日発表しました。

 この協業は、米国EMC社によるネットワンシステムズへの投資を伴っており、EMCにとって日本で初めての形式の協業関係となります。これによって、ネットワンシステムズはEMCの仮想化やクラウド向け基盤ソリューションの市場への投入を強化していきます。さらに、ネットワンシステムズは、EMC製品やソリューションの導入、サービス、販売にフォーカスした営業やサービス部門を立ち上げます。

 このたびの協業は、日本のIT産業の重要な道標を示すこととなり、お客様は、国内において高品質なIT基盤の構築ならびにサービスを提供するネットワンシステムズと、国際的なIT企業であるEMCから、広範囲なサービスレベルを享受することができます。

 高度なネットワークインテグレーション技術を差別化要因としてICTプラットフォームを提供するネットワンシステムズとEMCが協業することで、両社はサーバ・ストレージ・仮想化ソフトウェア、そしてそれらの利活用効率を最大化するネットワークを包括した、高品質なクラウド基盤技術をお客様へと提供することができます。
 この戦略的協業によって、両社共同で日本市場において急増するデータセンターのご要望に応えてまいります。

 今後ネットワンシステムズはEMCの協力の下、クラウド基盤構築に向けたソリューション・メニューの拡大、および、仮想化ICT基盤全体の構築コンサルティング・サービス、設計・構築サービス、導入後の保守・監視・運用サービス、EMC製品の技術教育サービスなど多岐にわたる、各種サービスの拡充を行います。そして両社共同で、営業活動の強化およびマーケティング活動を行います。


■本協業によりフォーカスするソリューション・メニューとサービス・メニューの内容

 ネットワンシステムズはEMCとの提携の下、クラウド基盤構築に向けたソリューション・メニューとして、まず以下のソリューションの提供にフォーカスします。

1.仮想データセンター向けに設計されたSAN用ストレージ「CLARiX」とNAS用ストレージ
 「Celerra」を一つに統合したEMCのユニファイド・ストレージ「EMC VNX」および世界で最もパワフルで、信頼性が高く、スマートで、ミッション・クリティカルな仮想データセンター向けに設計されたハイエンド・ストレージ「EMC Symmetrix VMAX」を中心とした、事業継続・災害対策を含むクラウド基盤構築ソリューション

2.重複除外バックアップ・ソフトウェア「EMC Avamar」及び重複除外ストレージ・システム
 「EMC Data Domain」を活用した重複除外バックアップソリューションの拡張

3.「EMC Ionix」を用いたクラウド基盤におけるIT運用管理・ネットワーク監視ソリューション

4.ネットワーク技術と仮想化技術の統合によって、複数のデータセンターをシームレスに利用可能とする次世代型マルチデータセンターソリューション

 また、クラウド基盤をサポートするサービス・メニューとして、以下のサービスの拡充にフォーカスします。

1.仮想化IT基盤全体の構築に向けたコンサルティング・サービス

2.設計・構築サービスにおける、EMC新製品への速やかな対応

3.保守サービスにおける、EMC新製品への速やかな対応

4.監視・運用サービスにおける、EMCからネットワングループへのストレージ・システムの監視技術の提供ならびに自動運用ツールの活用

5.EMCのユニファイド・ストレージ「EMC VNX」およびハイエンド・ストレージ「EMC Symmetrix VMAX」の技術者教育サービス


 今回の戦略的協業について、EMCジャパン株式会社 代表取締役社長 山野修は次のように述べています。

 「日本のますます多くのお客様が、ご自身の保有するIT環境における複雑性の増加、柔軟性の欠如、そしてコストといった問題に対して上手く対処できる革新的な方法を求めています。そしてその最適な手法は、完全に仮想化されたクラウドベースのIT基盤を構築することだとお客様は理解されています。お客様のプライベート・クラウドへの移行を安全かつ迅速に促進していくために、仮想化技術を前提としたEMCのITに対するビジョンを共有し、日本国内で信頼を得ている強力な販売パートナーと連携することが必要と考え、今回、ネットワンシステムズと戦略的協業を結ばせて頂きました」。

 また、ネットワンシステムズ株式会社 代表取締役社長 吉野孝行は次のように述べています。

 「弊社に対し、クラウド基盤構築のご依頼を大きな期待とともに多く頂戴しております。お客様にご満足いただけるような提案を行い、注力するICTプラットフォーム構築事業を拡大するためには、ソリューション及びサービスのさらなる高品質化と拡充が必要です。ここで、情報基盤ソリューションの世界的リーダーであるEMCとの戦略的協業によって、この点における革新スピードを向上させ、お客様のビジネスを支援する最適なICTプラットフォームの提供を加速してまいります」。


■EMCジャパン株式会社について
 EMCジャパンは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーであるEMCコーポレーションの日本法人です。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。http://japan.emc.com/


ネットワンシステムズ株式会社について
 ネットワンシステムズ株式会社(http://www.netone.co.jp/)は、常に国内外の最先端技術動向を見極め、ネットワーク領域とプラットフォーム領域において、自ら検証した製品に高品質な技術サービスを付加することによって、お客様のビジネス成功を目的として、生産性を高め、簡便に利活用できるIT基盤ならびにコミュニケーションシステムを提供している企業です。
 技術研究やシステムの稼働検証を行うテクニカルセンター、製品の入出荷検査を行う品質管理センター、遠隔でシステムの監視・運用を行うエキスパートオペレーションセンター(XOC)、保守部材の品質検査を行うサービス品質センター、技術者教育サービスを提供するネットワークアカデミーなど、グループ全体で充実した事業基盤を保有し、高信頼性・高付加価値ソリューションを提供しています。(設立:1988年2月、売上高:1,243億70百万円〔2010年3月期連結〕)


※EMC、EMC2、Avamar、Data Domain、Celerra、CLARiX、Symmetrix、VMAX、VNXは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

※NetOneSystems、ネットワークアカデミー、ロゴはネットワンシステムズ株式会社の登録商標です。その他の社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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