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SAS、顧客分析/統合マーケティング・ソリューションの最新版を提供開始

2015-03-31

SAS、オムニチャネル・マーケティングのための新コンセプトを実装した
「SAS(R)Customer Intelligence」最新版を国内で提供開始
〜「Customer Decision Hub」によって、顧客コンテキスト理解とチャネル横断的な顧客インタラクションをリアルタイムで連携するマーケティング意思決定基盤を実現〜


 ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長:ミカエル・ハグストロム(Mikael Hagstrom)、以下 SAS)は、企業がオムニチャネル・マーケティングを実践するための新コンセプト「Customer Decision Hub」、およびそれを実現する顧客分析/統合マーケティング・ソリューション「SAS(R)Customer Intelligence」の最新版を提供開始したと発表しました。これにより、ビッグデータからインサイトを引き出しながら、企業がすべてのチャネル間で一貫したカスタマー・エクスペリエンス(顧客体験)を最適なタイミングと方法で提供することを支援します。

 スマートデバイスやネット・コミュニケーションの浸透に伴いデジタル・ネイティブ・ユーザーが飛躍的に増加した結果、今日の消費者行動はリアル店舗/メール/Web/ソーシャルなどのチャネル間を1回の購買行動の中でも自在かつ頻繁に行き来するものとなっています。このように刻々と行動を変える消費者に向き合う企業には、ネットとリアル両方のチャネルを横断して顧客対応を行う、オムニチャネル・マーケティングの実現が求められています。また、顧客接点がビジネス上ますます重要になるにつれ、企業におけるマーケティング部門の役割と期待が増しています。

 SASは、このニーズに対応するため、顧客コンテキスト理解と複数チャネルをまたがった顧客対応をリアルタイムまたはイベントベースで連携する意思決定基盤のための新しいコンセプト「Customer Decision Hub」を推進しています。このコンセプトを実現すると、ネットとリアル両方のチャネルを用いた顧客コミュニケーションに取り組む企業のマーケティング担当者は、顧客のその時ごとのコンテキストを分析して、最適のオファーと応答の方法を即座に決定することが可能になります。特定のチャネルに依存しない顧客中心の意思決定プロセスを集約することで、すべてのチャネルを駆使して顧客一人ひとりとの関係を強化するオムニチャネル・マーケティングを実現でき、顧客生涯価値の拡大に貢献することができます。

 SASは、この「Customer Decision Hub」を実現するために、顧客分析/統合マーケティング・ソリューションSAS Customer Intelligenceの最新版を提供します。新しいSAS Customer Intelligenceは、SAS Customer Intelligenceソリューション最新版の主要コンポーネントである「SAS(R)Marketing Automation」、「SAS(R)Real−Time Decision Manager」および「SAS(R)Marketing Optimization」により構成されます。各コンポーネントの緊密なデータ連携と統合管理を可能としたことで、全チャネルの顧客データの統合によるカスタマー・シングルビューの実現、そしてその上で実現される大量データのリアルタイム分析と意思決定、全チャネルにわたる活動と結果のレポーティングが可能となります。

 上述の各コンポーネントの、「Customer Decision Hub」における機能と役割は次の通りです。

 ・SAS Marketing Automation:マーケティングのPDCAサイクルを実装する統合マーケティング基盤の基本コンポーネントで、顧客の理解からキャンペーン管理・運営までを統合的に支援します。
 ・SAS Real−Time Decision Manager:顧客チャネルにおける最適な提案をリアルタイムに分析・決定し、応答率の劇的な向上を実現します。企業がもつ顧客理解を瞬時に現場の判断に活用できます。
 ・SAS Marketing Optimization:マーケティング・キャンペーンの実施規模と対象の数理的な最適化を行うことができ、マーケティングROIの全体最適を実現します。


 SASのソリューションコンサルティング第一本部 Customer Intelligenceグループ 部長 小笠原英彦は、「『Customer Decision Hub』に基づく意思決定基盤では、分析による顧客インサイト、ルールやポリシー、オファー選択のロジック、実際のアクション選択まで、一連の意思決定の要件がシームレスに統合されます。これにより、アウトバウンドおよびインバウンドのOne to Oneマーケティングの計画、実行、管理にかかる負荷を低減しながら、チャネル横断的な施策の実行が可能になります。このような活動を通じて、マーケティング担当者は、適切なオファー提供による売上拡大、およびリソース全体最適によるROI最大化への貢献ができ、企業においてますます高まるマーケティングへの期待に応えることができるのです」と述べています。


■SAS Institute Inc.について
 SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、75,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人 約250名(http://www.sas.com/jp

 SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を計り、日本の企業や社会に貢献してまいります。





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