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博報堂生活総合研究所、15〜69歳の男女対象の「生活を楽しむために必要なもの」」の調査結果を発表

2011-03-14

日本型成熟モデルを考えるシリーズ[第5回]

生活者が選んだ、暮らしを楽しむための三種の神器

「家族や友人」「お金」「時間」

暮らしの地固めをしながら、“つながり”に楽しさを見いだす生活者。


 博報堂生活総合研究所では、日本全国の15〜69歳の男女553名を対象に、生活者が暮らしの中のどのようなことに楽しみを見いだしているのかを把握する「生活を楽しむ調査」を実施しました。今回の日本型成熟モデルを考えるシリーズ[第5回]では、「生活を楽しむために必要なもの」を1人3つずつ自由回答形式で答えてもらい、集まった1,659の生声を16のカテゴリーに分類し、分析しました。以下、調査からの発見をご報告します。


“つながり”が暮らしを楽しくする。
 「生活を楽しむために必要なもの」として最も多かったのは、「家族や友人、他者との関係」に関するもので、全回答の19.7%を占めました。回答を見ると、「喜びを共有できる家族の存在が不可欠。
 辛く苦しいことも家族のためなら笑顔でやり遂げられる。(39歳男性・栃木県)」「たくさんの人と関わりあっていくことで、多くのことを知ることができるから。(18歳女性・埼玉県)」といったように、生活者は家族や友人とのつながりを、生きるための支えであると同時に、世界を広げ、楽しさを呼び込んでくれるものと考えています。

“ある程度”は必要な「お金、経済力」。
 2番手には、「お金、経済力」が挙がりました。詳しく見ていくと、「最低限の生活を営むのに必要なお金。(68歳男性・静岡県)」といった意見がその大多数。「お金がある=楽しい」ではありません。生活者は、お金や経済力を楽しい生活を営むための地盤を固める要素として、“ある程度は必要なもの”と認識しています。

主体的に楽しさを探す生活者。
 4位には「趣味やスポーツ」、そして5位には「前向きな気持ち、夢や目標」がランクイン。前者は男性、後者は女性に比較的多い傾向が見られますが、どちらも「楽しく生きるのも、自分を成長させるのも趣味次第。(33歳男性・岐阜県)」「物事を様々な角度から見る視野の広さがあれば、生活の楽しさも広がると思う。(36歳女性・神奈川県)」といった、主体性や前向きさを感じさせるコメントが目立ちました。厳しい社会環境の中でも、生活者は積極的に楽しさを探しています。


 ※次頁にて、「生活を楽しむために必要なもの」についての年代別の分析結果を紹介しています。
    * 関連資料参照
 ※生活者が思い描く日本やその未来像から考える「日本型成熟モデル」についてのニュースリリースは、今後もシリーズで発表していきます。


 ※ 調査結果詳細は、関連資料参照

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