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日本IBM、ハイブリッド・クラウド構築を支援する「OpenStack構築支援サービス」を発表

2015-03-25

ハイブリッド・クラウド構築を支援「OpenStack構築支援サービス」
データの可搬性と統合管理によるガバナンス向上で、ハイブリッド・クラウドを推進

 日本IBMは、企業内のプライベート・クラウドとIBMのSoftLayerのようなパブリック・クラウドを連携させるハイブリッド・クラウドの構築を支援するため、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェアOpenStackを活用して業務アプリケーションやデータの統合管理と可搬性(ポータビリティー)を実現する「OpenStack構築支援サービス」を発表します。同サービスの価格は1,500万円(税別)から構築期間は3ヵ月からです。

 セキュリティーや堅牢性など自社の要望にきめ細かく対応できるプライベート・クラウドと、迅速な導入や従量課金などを特長とするパブリック・クラウドがある中、プライベート・クラウドとパブリック・クラウドを混在させて両方の特長を生かしながら連携させるハイブリッド・クラウドへの期待が高まっています。ハイブリッド・クラウドを実現するには、業務アプリケーションやデータの可搬性を提供して業務の複製やデータをやりとりできる可搬性と、一元的な統合管理によってITガバナンスの統一やエンドユーザーへのサービス向上を図ることが重要になっています。

 IBMでは、さまざまなシステムやクラウドにアプリケーション、データ、サービスが散在するという企業のお客様の課題に対応するため、ハイブリッド・クラウド構築の支援を強力に進めており、さまざまなソフトウェアやソリューションを提供しています。特にアプリケーションやデータの可搬性を向上させるための製品、サービスを充実してきていますが、今回の発表は、すでに提供しているIBM Cloud Manager with OpenStackを導入するにあたり、迅速かつ柔軟に構築するためのサービスを提供することで、企業のハイブリッド・クラウド構築を推進するものです。

 今回発表した「OpenStack構築支援サービス」は、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェアOpenStackに対応したIBM(R)Cloud Manager with OpenStackを導入し、企業内システムにおけるプライベート・クラウドと、IBMのSoftLayerやOpenStackに対応したパブリック・クラウドとを連携させたハイブリッド・クラウド環境を構築します。IBM Cloud Manager with OpenStack V4.2は、異機種混合のサーバー環境(*)の何千ものイメージを単一のユーザー・インターフェースから管理でき、同梱されるIBM Platform Resource Schedulerによるポリシー・ベースの自動的なリソース管理でITインフラの効率的な運用が可能になります。「OpenStack構築支援サービス」においては、IBMがこれまで培ってきた知見やノウハウを生かすことにより、短期間で最適な導入を支援します。

 また、プライベート・クラウドとパブリック・クラウドで利用しているCPU、ディスク、ネットワークといったリソースを、同一の画面で一元的に統合管理できます。これにより、ITガバナンスの向上やITサービスの見える化を実現して利用者のサービス向上につなげることができ、企業のITとして全体最適を図りやすくなります。また、システム管理者の運用負担も軽減できます。さらに、業務アプリケーションやデータの可搬性を提供して業務の複製やデータのやりとりができるようになります。これにより、パブリック・クラウドで小さく始めた業務をプライベート・クラウドに本格展開したい、プライベート・クラウドで稼働している業務のピーク時の負担軽減やバックアップでパブリック・クラウドを活用したいという場合などにも、移行が容易になります。

 *異機種混合のサーバー環境:z/VM、Power Virtualization Center、PowerKVM、KVM、VMware、Microsoft Hyper−V

<ご参考>
 ハイブリッド・クラウドをOpenStackベースで安全・確実に構築
 http://www.ibm.com/services/jp/ja/it-services/private-cloud.html


以上


 IBM、IBM ロゴ、ibm.com、z/VMは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
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