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LIXIL、高レベルの水密性と高い耐風圧性能を持つ中低層用カーテンウォールを発売
業界最高レベルの水密性と高い耐風圧性能を持つ
中低層用カーテンウォール「MLCW」を新発売
〜新構造を採用し、低価格、省施工を実現〜
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、業界最高レベルの水密性能と高い耐風圧性能を実現した、中低層用カーテンウォール「MLCW」を2015年4月1日より販売を開始します。
従来、中低層階のカーテンウォールには専用品がほとんどなく、高層用を流用することが一般的でしたが、中低層に比べ強い雨風が吹く高層用の商品には、中低層用に求められる性能よりも高い性能が設定されており、そのため商品価格も高くなるという問題がありました。
今回新たに発売する「MLCW」は、新開発の構造により、高い性能と低価格を両立した中低層階専用のカーテンウォールです。耐風圧性能2000Pa、水密性能1000Paと、中層用に最適な性能を実現しながら、ユニットのスリーブにフックを掛ける新開発の施工方法「フック式スリーブ」方式と、従来2カ所必要だったブラケットの固定を背面1カ所とする「シングルブラケット構造」を採用することで、部材と施工工程を削減し、低価格を実現しました。
方立間には2.5mmのクリアランス(遊び)を設け、無目の熱伸びや施工誤差を方立内で吸収することができる構造を採用しています。これにより、高層用商品並みの熱伸びにも対応します。
※参考画像は添付の関連資料を参照
また、加工・組立の工程を簡素化し、全国各地のフロント工務店さまでユニットの製造を可能としたことで、従来のメーカー工場での一括製造に比べ、商品納期を大幅に短縮しました。
意匠性も高めており、方立・無目に嵌合のラインが見えないノイズレスでシャープなデザインとしています。全面押縁にすることで、今まで押縁によりできていたラインを無くし、排水孔を隠しながら雨水の内部への飛び込みを防ぎます。さらに、方立内の止水パッキンで室内側の結露水を外へ排出する空間を作り出しました。
LIXILは今後も、市場ニーズに合わせた機能性とデザイン性を実現し、環境性能を向上させる商品を開発していきます。
※参考資料は添付の関連資料を参照
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