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IIJ、災害時に利用可能なWebメールサービス「スペアメールオプション」を提供開始
IIJ、「IIJセキュアMXサービス」において、災害時に利用可能なWebメール「スペアメールオプション」を提供開始
お客様のメールシステムが利用不能な状況下に代替となるWebメールサービスを提供し、非常時にもメール利用を継続できる環境を実現
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、企業のメールシステムに必要なセキュリティ機能をクラウド型で提供する「IIJセキュアMXサービス(以下、セキュアMX)」の機能を拡充し、緊急時の代替利用が可能なWebメールサービス「スペアメールオプション」を2015年3月23日より提供開始します。
今や企業にとってメールはビジネスに欠かせないコミュニケーション基盤であり、メールシステムが長時間止まった場合の機会損失や業務への影響は非常に大きくなっています。本オプションでは、災害や障害時、また、メンテナンスや法定停電などでメールシステムが長時間利用できない非常時において、一時的に利用できるWebメールサービスを提供し、メールの継続利用を可能にします。
スペアメールオプションの概要は以下のとおりです。
■非常時におけるメール利用の継続性を確保
セキュアMX上のWebメールを利用することで、障害などでお客様のメールサーバが利用できない状況においても、メールの利用継続性を確保することが可能です。セキュアMXを通過した受信メールを容量無制限で最大14日分まで保管し、Webメール上で閲覧できるため、支障なく業務を継続することが可能です。自社でメールシステムを運用しているお客様のほか、Office 365やGoogle Appsなど他社メールサービスを利用しているお客様でもご利用いただけます。
■通常と同じドメイン・アカウントでBCP対策を実現
サービスを利用してBCP対策を実現する場合、緊急時専用のドメイン/アカウントを用意することもあるなか、本オプションでは、既存のメールシステムを変更することなく、通常時のドメインやアカウントをそのまま利用できます。また、バックアップ用のメールシステムを自社で構築、運用する場合と比較して、設備投資と運用コストを大幅に抑えることが可能です。
■ワンタイムパスワード認証や接続元IPアドレス制限に対応し、セキュリティレベルを向上
Webメールへのアクセスは、ID/パスワード認証に加えて、ワンタイムパスワード認証を組み合わせた二要素認証に対応しています。「Google Authenticator」など、TOTP(※)に準拠したスマートフォン用ワンタイムパスワード生成アプリを利用してユーザ認証を強化することが可能です。さらに、接続元IPアドレス制限にも対応するなど、セキュリティレベルの向上を実現しています。
(※)TOTP(Time−Based One−Time Password Algorithm):標準規格である時刻同期式ワンタイムパスワード認証技術。一定時間ごとにワンタイムパスワードが生成され、切り替わる。
■スペアメールオプション 参考価格
1アカウントあたり50円〜
(※)サービスの基本料金はアカウント数による個別見積もりになります。
■スペアメールオプション 概要図
*添付の関連資料を参照
■スペアメールオプション 画面イメージ
*添付の関連資料を参照
IIJでは今後とも、事業継続や災害対策に有用なサービスを提供するべく、機能拡充に尽力してまいります。
◆関連サービス・ソリューション
本プレスリリースに関連するIIJのサービス・ソリューションは以下になります。
IIJセキュアMXサービス
http://www.iij.ad.jp/biz/smx/