日比谷花壇、「FUGURO付きフラワーブローチ」など２種類を限定販売

東日本大震災の被災地域の女性が立ち上げた「WATALIS」とのコラボレーション商品
「FUGURO付きフラワーブローチ」
「きものバッチ付きフラワーピンバッチ」
３月９日（月）から、日比谷花壇ホテルメトロポリタン仙台店で限定販売


　株式会社日比谷花壇（本社：東京都港区、代表取締役社長：宮島浩彰）は、東日本大震災の被災地域の女性を中心に結成され、宮城県亘理町で着物布を使ったバッグ小物の製造販売を行う「一般社団法人WATALIS」とのコラボレーション商品「FUGURO付きフラワーブローチ」［税込５，４００円（本体価格５，０００円）］、「きものバッチ付きフラワーピンバッチ」［税込１，６２０円（本体価格１，５００円）］の２種類の商品を企画し、３月９日（月）から３月２３日（月）までの期間、日比谷花壇　ホテルメトロポリタン仙台店で、数量限定で販売します。（商品詳細、展開店舗は別紙を参照ください。）

　今回、販売するのは、一般社団法人WATALISにより亘理町で作られている巾着袋「FUGURO」にサクラもしくはキクのアーテフィシャルフラワーのブローチを組み合わせた「FUGURO付きフラワーブローチ」と、きものバッチにサクラのアーテフィシャルフラワーを組み合わせピンバッチに仕上げた「きものバッチ付きフラワーピンバッチ」の２種類です。FUGUROときものバッチは、一つ一つ手作りで、着物の残り布を再利用しているので全て色や柄が異なり、世界に一つだけの和のグッズとして利用いただけます。

　※商品画像は添付の関連資料を参照

　東北エリアの事務所拠点を仙台市に構える当社は、東日本大震災の被災地域の方々とともに復興に向けて一緒に歩んでいきたいと、地元のブランドとの取り組みを検討する中、被災地域の女性が立ち上げた宮城県亘理町の一般社団法人WATALISの、古き良き習わしや感謝の心をかたちにし、町の復興を願うあらたな仲間とのコミュニティーを生み出そうとする活動内容に共感し、コラボレーションが実現しました。
　期間中は、コラボレーション商品の展開以外にも一般社団法人WATALISの商品を扱う特設ブースを、日比谷花壇　ホテルメトロポリタン仙台店内に設置します。

　震災から間もなく４年。被災地を取り巻く環境や活動の形も大きく変化しています。仙台市で開催される国連防災世界会議（開催期間：３月１４日（土）〜３月１８日（水））を機会に、あらためて復興支援の取組みについて考えてもらうきっかけ作りとして、今回の商品を企画しました。当社では、震災後の取り組みを風化させず継続した支援を実現するために、被災地域とのコラボレーション商品の展開やイベントを継続していくことで、被災地との繋がりを深め、復興に向けた活動を引き続き行っていきます。


◆一般社団法人WATALISについて（宮城県亘理郡亘理町字中町２２）http://watalis.com
　かつて亘理に暮らす女性達は、着物の残り布で仕立てておいた巾着袋に一升のお米を入れて、お祝いやお返し、手土産にしていました。「袋＝ふくろ」がなまって「ふぐろ」と呼ばれています。２０１１年の秋、震災により建物を取り壊すことになった町内の呉服店から昭和の時代の古い着物地を譲り受け「ふぐろ」を再現したのが、「FUGURO」という商品です。昔ながらのゆかしい風習にならい、大切なものを包み、贈る、その感謝のこころを伝えており、FUGUROの他にもマカロンポーチやストラップ、マグネットなど数多くの商品を展開しています。


◆株式会社日比谷花壇について
　１８７２年創業、１９５０年に東京・日比谷公園店の出店後、株式会社日比谷花壇を設立。現在、全国に約１８０店舗を展開。フラワーディスプレイ、フラワーギフトの企画・制作・販売、装花を伴うイベントのプロデュース等を行い、花とみどり溢れるライフスタイルを提案しています。今後もさまざまな日常の生活のシーンの中に、花とみどりのある生活文化を創造していきます。

　※別紙「商品概要」は添付の関連資料を参照