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ユーグレナ、バングラデシュでJICA「協力準備調査」に「ユーグレナ・クッキー事業準備調査」が採択

2015-03-12

JICA「協力準備調査(BOPビジネス連携促進)」に
バングラデシュでのユーグレナ・クッキー事業の準備調査が採択されました


 株式会社ユーグレナ(本社:東京都文京区、社長:出雲充)は、JICAが行う2014年第一回協力準備調査(BOPビジネス連携促進)として、バングラデシュ人民共和国での「ユーグレナ・クッキー事業準備調査」が採択されましたことをご報告します。

 バングラデシュでは、貧困層(以下BOP層)を中心とした5歳未満の子どもの発育不全が問題となっており、バランスの良い栄養素の供給が喫緊の課題となっています。当社ではこのような状況を受け、2014年4月より「ユーグレナGENKIプログラム」としてBOP層の中でも最貧困層の子どもたちが通う小学校を中心に、栄養豊富なユーグレナ・クッキーの無償配布を行い、対象である子どもとその母親から好評を得ております。
 本調査では配布実績を背景に、BOP層とMOP(中所得)層を対象としたユーグレナ・クッキー等のユーグレナ入り食品の商業化の可能性を調査します。なお、商業化によるユーグレナ入り食品の販売で得る利益の一定割合を「ユーグレナGENKIプログラム」に還元することで、先進国からの寄付に頼らない、一国の中で完結する栄養改善プロジェクトと商業活動の共存の実現を目指します。調査内容は、現地の食品会社や関連省庁と提携してバングラデシュのクッキー市場の将来性とニーズの調査、商品開発や販売テストなどを実施する予定です。
 また、バングラデシュは宗教と立地等よりソフトイスラム文化であり、今回のBOPは、人口が増えると想定されるイスラム圏において微細藻類ユーグレナを展開するためのマーケティングとしての意味を含みます。なお、当社では、微細藻類ユーグレナハラール認証を2013年12月に取得しています。

 今後も当社では、経営理念である「人と地球を健康にする」ことに向けた取り組みを実施してまいります。詳細は以下のとおりです。


バングラデシュでのユーグレナ・クッキー事業の準備調査について

■調査概要
 ユーグレナは既にハラールの認証を受けており、またバングラデシュではエナジークッキーと称される高付加価値クッキー市場が存在しています。このような中、バングラデシュのBOP層とMOP層を対象に、栄養豊富なユーグレナ・クッキーなどのユーグレナ入り食品の商業化の可能性を調査します。

■調査内容
 ・クッキー市場規模と将来性の調査
 ・BOP、MOP層の各層ニーズ調査
 ・商品開発と販売テスト

■実施期間
 2015年4月から2017年3月までの2年間


ユーグレナGENKIプログラムについて>
 2014年4月より当社が開始したプログラムで、バングラデシュの子どもたちの栄養改善を目的として、現地NGOが運営する小学校にて栄養豊富なユーグレナ・クッキーの無償配布を実施しています。また当プログラムの趣旨にご賛同いただいた当社のユーグレナ食品のお客様のご協力のもと、約2,500人の児童に毎日(休日を除く)クッキーを配布しています。


<株式会社ユーグレナについて>
 事業内容:2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月東証1部に市場変更。


以上



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