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NTTデータとインフォマティカ・ジャパン、データ統合ソリューションで協業

2015-03-05

NTTデータとインフォマティカ・ジャパン、データ統合ソリューションで協業


 株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)とインフォマティカ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉田 浩生、以下:インフォマティカ)は、データ統合ソリューションの提供において協業することに合意しました。本合意によりNTTデータは、システム間連携を最適化する同社の「情報連携基盤ソリューション」の構成製品に、インフォマティカの「Informatica(R)PowerCenter(R)(以下:PowerCenter)」を中心とするデータ統合プラットフォーム製品を採用し、本日から提供を開始します。

 本協業では、NTTデータの豊富な実績に基づいた情報連携基盤の構築ノウハウと、データ統合における独立系リーディングプロバイダーであるインフォマティカの製品力、データマネジメントに関する知見を組み合わせ、あらゆるデータの管理・統合・利活用を実現する情報連携基盤ソリューションを提供していきます。

 情報連携基盤ソリューションは、連携基盤を介して企業の各拠点・部門に散在するデータを横断的に利用可能にするソリューションです。各種分析・シミュレーションなどのデータ活用を可能にし、営業力、マーケティング効率、製品開発力向上に寄与します。

 今後両社は協力して、グローバル拠点間の情報共有など、高度なデータ連携・活用のニーズが高い製造業をはじめ、流通業、金融業など、あらゆる業界に対して本ソリューションを訴求していきます。これにより、NTTデータは、2017年度までに累計20億円の売り上げを目指します。


<背景>
 近年、グローバル化や企業統合などを背景に、企業・国・事業にまたがってデータをスピーディーに連携・統合させるニーズが生じています。あらゆるデータを駆使して予測やシミュレーション、最適化を行い、ビジネスに活用することが企業競争力を高めるためには不可欠です。しかし、企業データは法人や拠点、部門ごとに個別に管理されていることが多く、フォーマットや精度、品質もさまざまです。さらにそれらはレガシー、アプリケーション、データベース、クラウド、モバイルなど異なるテクノロジー環境に散在しており、データの収集・管理・統合はデータ活用における大きな課題となっています。


<概要>
 情報連携基盤ソリューションは、上記課題を解決し、さまざまなシステム間のデータ連携を最適化するソリューションです。情報連携基盤を介してデータを最適なタイミングで供給し、ビジネスに活用することが可能となります。また、システム統合コストの削減、ビジネスやITの変化に対する柔軟性と拡張性の向上などの効果が期待できます。

 NTTデータでは、製造業、ユーティリティー業などにおいて、グローバル拠点間のデータを連携・統合したり、大量データをリアルタイムに処理するなど、さまざまなタイプの情報連携基盤を構築した実績を多数有しており、そこで培った開発ノウハウを体系化しています。

 本協業では、情報連携基盤ソリューションに、豊富な実績と下記の特長を持つPowerCenterを採用することで、データの管理・統合・利活用を実現する情報連携基盤を迅速に提供します。また、例えばデータの送信元・送信先を含めたデータ連携状況のモニタリングなど、製品の適用範囲を超えたニーズにも総合的に応えることができます。

 NTTデータは幅広い構築ノウハウをもとに、お客さま環境や課題に応じた情報連携基盤整備のコンサルティングおよび設計・開発・保守を行います。


<製品の特長>
 インフォマティカのデータ統合プラットフォーム製品であるPowerCenterの特長は以下の通りです。

1.あらゆるデータへのアクセスを実現する接続性
 豊富な接続コネクターにより、レガシーや業務アプリケーション、データベース、クラウドサービスなどさまざまな環境、文字コードやデータ型、構造化/非構造化など異なる形式のデータへのアクセスと、リアルタイム/バッチなど要件に応じたレイテンシー注でのデータ連携を実現。

2.データの品質・セキュリティーを担保する信頼性
 データ品質を分析・把握した上で、クレンジングや名寄せにより品質を向上・維持、またマスキングにより機密データを保護するなど、データの信頼性を担保。

3.データの所在や流れを把握可能にする可視性
 どこにどのようなデータがどういうかたちで存在するか、またデータがどういう経路で流通しているかといったメタデータをシステム横断で管理・可視化。

4.開発生産性を向上する機能
 ノンコーディングで直観的に操作可能なGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)開発ツール、各種データへのアクセスを容易にする接続コネクターなどの機能により、「情報連携基盤ソリューション」の開発コスト削減に寄与。


<今後について>
 今回の協業により、両社は協力して、「情報連携基盤ソリューション」をグローバル拠点間での情報共有など、高度なデータ連携・活用のニーズが高い製造業をはじめ、流通業、金融業など、あらゆる業界に提供していきます。またNTTデータは、「情報連携基盤ソリューション」の提供をすることで、2017年までに累計20億円の売り上げを目指します。


<注釈>
 注 レイテンシー(latency)
  デバイスに対してデータ転送などのリクエストを要求してから、結果が返送されるまでにかかる時間のこと。一般的にレイテンシーが小さければ小さいほど、そのデバイスは高性能で高価となります。

 ・Informatica、Informatica PowerCenterは米国ならびに世界各国におけるInformatica Corporationの商標または登録商標です。
 ・その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。




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