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京阪電鉄など、市販照明器具の遠隔制御システムを「ザ・大阪レジデンス備後町」に導入
国内初(※1)となる市販照明器具の遠隔制御システムを
「ザ・大阪レジデンス備後町」に導入します
ガス給湯器の遠隔制御システムも導入し、快適性と省エネ性を両立
京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、社長:加藤好文、以下「京阪電気鉄道」)および京阪電鉄不動産株式会社(本社:大阪市中央区、社長:三浦達也、以下「京阪電鉄不動産」)は、株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区、社長:牧俊夫、以下「J:COM」)と協力して、J:COMのマンション向けエネルギー管理支援サービスと連携し、ECHONET(エコネット)Lite(ライト)規格(※2)に準拠する信号により、同規格の家電製品はもちろん、規格未対応の市販照明器具(※3)も制御できる国内初のマンション向けシステムを、「ザ・大阪レジデンス備後町」(京阪電気鉄道と京阪電鉄不動産が大阪市中央区で共同開発)に導入します。さらに同物件には、ガス給湯器(※4)の遠隔制御システムも併せて導入します。
本システムは、J:COMが今年3月から導入を始めるエネルギー管理支援サービス「エコレポ」(※5)と連携することで、「電力の見える化」や「節電コンテンツの利用」等を実現するとともに、家電制御端末を介し、外出先などでもスマートフォンやタブレットを用いて、照明・エアコン・給湯器などの遠隔操作を可能とするものです。これにより、マンション入居者の「省エネ意識」と「日々の快適性」の向上を両立させることが可能となります。
今後3社はお客さまのニーズを満たす新しい「スマートマンション」を提案することで、入居者の「快適性」を向上させながら、省エネを推進し、快適で環境にやさしい暮らしを実現してまいります。
詳細は別紙のとおりです。
*参考画像は添付の関連資料を参照
※1 京阪電気鉄道・京阪電鉄不動産・J:COMの3社により調査
※2 エコーネットコンソーシアムで策定したスマート家電向け制御通信プロトコル
(ECHONETはEnergy Conservation and Homecare NETworkの略称)
※3 接続できる照明器具には仕様や台数の制限があります
※4 ガス給湯器の制御はHA端子(日本電機工業会規格(JEM)で定められた製品やその他の機器のON/OFFの制御とその状態モニタを行う端子)による
※5 J:COMが提供する「エネルギー管理支援サービス」の名称
(別紙)
【「ザ・大阪レジデンス備後町」に導入する本システムの特徴】
◆国内初となる市販照明器具の遠隔制御
ECHONET Lite規格に準拠し制御を行うことができる「照明用スイッチ制御器」により照明のON/OFFを遠隔制御するシステムを構築しました。
従来ECHONET Liteで制御するには、対応照明器具やECHONET Lite制御アダプターが必要でした。このシステムによりECHONETLite未対応の市販の照明器具でも、遠隔で制御することが可能となり、照明器具の選択範囲が広がります。
なお、ECHONET Lite未対応の市販の照明器具を外出先より遠隔制御できるシステムは国内初となります。
ザ・大阪レジデンス備後町では全戸、このシステムを標準装備といたします。
◆ガス給湯器の遠隔制御
京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産、J:COMの3社は、ECHONET Lite規格に準拠する「HAアダプター」により、大阪ガスの給湯リモコンの遠隔制御を行うシステムを構築しました。
このシステムにより、外出先からお風呂のお湯張りや床暖房を作動させ、帰宅後すぐの入浴や温かい部屋に帰宅する事が出来ます。また、床暖房の作動状況が確認できるため、消し忘れ時も外出先から停止させる事ができ、マンション入居者の利便性が向上します。
ザ・大阪レジデンス備後町では全戸、このシステムを標準装備といたします。
◆その他家電の遠隔制御
ECHONET Lite規格に準拠するエアコンなどの家電製品の遠隔制御が可能となります。
◆J:COMの『エコレポ』
『エコレポ』はマンションの電力の見える化、ECHONET Liteによる家電制御や節電コンテンツ等を提供するサービスです。パソコン・タブレット・スマートフォンでは外出先からでも“家電制御”が可能となります。またJ:COMサービス加入者であれば、専用チューナー(STB:セット・トップ・ボックス)を利用してご家庭のテレビでも“電力の見える化”“節電コンテンツの表示”を行うことができます。また、J:COMの提供しているタブレットによる暮らしに役立つ情報提供サービス「くらしのナビゲーション」でもエコレポの提供を行うことで、利用者は日々の暮らしの中で気軽に節電に取り組んでいただけます。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
以上