Article Detail
日本チェーンストア協会、1月の販売概況を発表
平成27年1月度・チェーンストア販売概況
★全体の概況
※会員企業数 60社/店舗数 9,374店
※総販売額 1兆1,053億円 (店舗調整前)99.8% (店舗調整後)98.3%
<部門別の概況>
・食料品 6,946億円 (店舗調整前)102.8% (店舗調整後)100.9%
・衣料品 1,064億円 (店舗調整前)89.6% (店舗調整後)89.5%
・住関品 2,275億円 (店舗調整前)95.9% (店舗調整後)94.5%
・サービス 33億円 (店舗調整前)91.1% (店舗調整後)90.8%
・その他 732億円 (店舗調整前)100.6% (店舗調整後)100.5%
平成27年1月度は、食料品は好調に推移したが、衣料品は気温の影響もあり冬物商品が伸びず苦戦し、住関品も不調に終わったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、10カ月連続のマイナスとなった。
★商品別の動き
<食料品>
●農産品
農産品は、きゅうり、レタス、ブロッコリー、カット野菜などは好調だったが、白菜、キャベツ、たまねぎなどが不調だった。果物では、りんご、イチゴ、カットフルーツなどの動きは良かったものの、柑橘類などの動きは鈍かった。
●畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに好調だった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
●水産品
水産品は、刺身の盛り合わせ、マグロ、ぶり、タラ、カキ、カニなどの動きは良かったが、近海魚、魚卵、塩干物などの動きは鈍かった。
●惣菜
惣菜は、温惣菜は揚げ物、焼き物は好調だったが、中華は不調だった。要冷惣菜は、和惣菜、洋惣菜ともに動きが良く、米飯、寿司の動きも良かった。
●その他食品
その他食品は、乳酸菌発酵飲料、乳製品、酒類、インストアベーカリーなどは好調だったが、袋麺、冷凍食品、練り製品などは不調に終わった。
<衣料品>
●紳士衣料
紳士衣料は、カジュアルパンツの動きは良かったが、スーツ、コート、ジャケット、カジュアルアウターなどは苦戦した。
●婦人衣料
婦人衣料は、パンツ・スカート、カットソー、ジーンズなどの動きは良かったものの、コート、セーター、スーツ、フォーマル、アウターなどは不調だった。
●その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供パジャマ、子供・婦人靴、子供用キャラクター関連衣料、レイングッズは好調だったが、ホームウェア、紳士・婦人肌着などは不調に終わった。
<住関品>
●日用雑貨品
日用雑貨品は、ペーパー類、ラップなどの台所消耗品、ランチボックス、ボトル、ベビーおむつ、キャラクター関連商品などは好調だったが、子供玩具などは不調だった。
●医薬・化粧品
医薬・化粧品は、医薬品、マスク、カイロ、フェイスメイク、カウンセリング化粧品、ハンドソープなどの動きが良かったが、洗濯用液体洗剤、柔軟剤、フェイスケア、ヘアメイク、ヘアケア、ボディケアなどは不調だった。
●家具・インテリア
家具・インテリアは、マットレス、キッチン用品、インテリア小物などの動きが良かったが、羽毛布団など寝装品、収納用品、カーテンなどは動きが鈍かった。
●家電製品
家電製品は、テレビ・レコーダー、電子辞書、暖房器具などは好調だったが、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などは不調だった。
●その他商品
その他商品は、電動アシスト自転車、ペット用品などは好調だったが、軽快車などは不調だった。
<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.6%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報)平成27年1月度速報」は添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス;http://www.jcsa.gr.jp