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東洋エンジニアリングなど、タイ向け天然ガス焚きコジェネレーション発電所を受注

2015-02-21

タイ国向け天然ガス焚きコジェネレーション発電所を受注


 東洋エンジニアリング株式会社(TOYO 取締役社長 石橋克基)とテックプロジェクトサービス株式会社(代表取締役社長 今井重幸)は、三井物産株式会社とタイの民間発電事業者Gulf Energy Development Co.,Ltd.(GED)が共同出資する事業会社各12社と、昨年11月末に12件のコジェネレーション(熱電併給)発電所の建設契約及び機器供給契約を締結し、今般、その1件目となるGVTPプロジェクト(設備容量130MW)の着工指示書(Notice to Proceed)を受領しました。

 本契約は、バンコク近郊12ヶ所に天然ガス焚きのコンバインドサイクルコジェネレーション発電所(120MWx9基及び130MW x 3基、総設備容量1,470MW)を建設するものです。今般の1件目の着工後、先ず前半6案件を約2か月毎に着工し、その後6か月の間隔を空け、更に後半6案件を約2か月毎に、2017年4月までの間に連続して着工していく予定です。2017年5月から2019年7月までの間に、全12件各々の完工を予定しています。TOYOは三井物産とともに、2010年から2013年にバンコク近郊で7ヶ所のコジェネレーション発電所(110MWx5基及び120MWx2基、総設備容量790MW)の建設プロジェクトを7ヶ所同時並行で完工しており、この実績に対する評価が今回の受注へと繋がったものです。

 タイ政府は1992年に高効率のエネルギー活用を目指すSPPプログラム(*)を制定しており、本契約に基づき建設される発電所は、同プログラムに依る電力買取保証に基づき、発電所当たり90MWをタイ発電公社(EGAT)に売電するとともに、それぞれ30〜40MWを地域周辺の一般企業へ売電する計画です。タイでは、経済発展に伴いバンコク近郊の工業都市を中心に旺盛な電力需要が見込まれており、新規SPP、IPP(独立系発電事業者)案件を含め多く


<受注概要>
 ■客先:Gulf VTP Company Limited他11社(2頁に記載)(三井物産とGEDの共同出資に依る事業会社)
 ■受注者:東洋エンジニアリング株式会社とテックプロジェクトサービス株式会社
 ■建設地:タイ バンコク近郊12ヵ所
 ■対象設備:ガス焚きコジェネレーション発電所 1,470MW(120MWx9基、130MWx3基)
 ■役務内容:設計、資機材調達、工事、試運転の一括請負
 ■工期:2015年2月から2019年7月(2017年5月から順次運転開始予定)


発電所概要】

 ※添付の関連資料を参照


 (*)SPP(Small Power Producers)プログラム:1992年にタイ政府が制定した、コジェネレーション再生可能エネルギー等の促進により高効率のエネルギー活用を目指すプログラム。タイ政府から承認を受けた事業者はEGATによる90MWまでの電力の買取が保証され、余剰電力及び蒸気を近隣の産業需要家等顧客に対し販売可能となる。




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