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グレープシティ、Excel感覚でWebアプリを開発できる「Forguncy」の上位エディションを発売
“エクセル名人”ツール上位版は基幹システムと連携可能
―Forguncy Pro/Forguncy Update 1―
グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3−1−4、代表取締役社長:馬場 直行)は、Microsoft Excel(R)の操作性を再現することでWebアプリを簡単に開発できるソフトウェアForguncy(R)(フォーガンシー)の上位エディション「Forguncy Pro(フォーガンシー プロ)」を2015年2月16日(月)に発売します。1開発ライセンス価格は税別119,800円(税込129,384円)です。
Excel感覚でWebアプリを開発できるForguncyの第一弾として2014年10月に発売した「Forguncy」は一般企業の情報システム部門社員や、職場に1人はいると言われる“エクセル名人”をターゲットにした製品で、簡単なアプリケーションの内製化に適したエディションです。
今回発売する「Forguncy Pro」は「Forguncy」のすべての機能に加えて、外部データベースへの接続機能や、JavaScriptを使ったカスタマイズ機能をもつため、より幅広い業務アプリケーションの開発、開発者による高度な開発にも対応できる上位エディションです。
「Forguncy Pro」は、稼働中の基幹システムのデータを、外部データベースとして接続したサブシステムを簡単に構築できます。通常、基幹システムの改修はコストやリスクの観点から見送られがちで、「全社の業績システムから支店の売上情報を抜き出した月次レポートを作成したい」、「顧客システム内のデータに独自の指標を追加して管理したい」といった要望が現場から上がっても、手作業のExcel業務で運用を続けているケースが多く見られます。基幹システムに格納されているデータを業務要件に合わせて利活用したいというニーズがある場合、クラウドではなくオンプレミス(社内ネットワーク上)に配置し、基幹システムが使用するデータベースと簡単に連携できる「Forguncy Pro」で作るサブシステムは最適です。「Forguncy」同様、Excel感覚でWebアプリを作成できるため、外部データベースとの接続やデータ連結、複雑な入力制御はプロの開発者に委託し、ページのデザインや改修、項目の追加だけ業務担当者が行うといった協働体制での短期開発も「Forguncy Pro」なら実現できます。
*参考資料は添付の関連資料「参考資料1」を参照
また、今回の「Forguncy Pro」発売と同時に「Forguncy」の初回アップデートを行います(※)。新機能として、ワークフロー機能、システム運用に欠かせないForguncyの内部データベースやユーザーアカウントのバックアップ/復元機能などを追加します。アプリケーション作成例として使用できる製品テンプレート種も8種新たに追加します。
※Forguncyの開発ライセンスをお持ちのユーザーは、Forguncy Update 1を無料でインストールできます。
■Forguncy Pro/Forguncy Update 1の詳細情報は専用サイトをご覧ください
http://www.forguncy.com/about/information/2014/20150216_ProRelease
>Forguncy Pro(フォーガンシー プロ)の機能
「Forguncy Pro」には「Forguncy」のすべての機能に加えて、外部データベースへの接続機能や、JavaScriptを使ったカスタマイズ機能があるため、高度なアプリケーションの作成にも対応できます。
<外部データベースへの接続機能>
Forguncyの内部データベースの他に、Microsoft SQL ServerまたはOracle Databaseをデータソースとして利用できます(※)。稼働中の社内システムにあるデータを活用したい場合などに、外部データベースの接続機能を使えば、Forguncy上で必要なデータの参照やデータの追加、更新が行えるようになります。
また、Forguncyの内部テーブルと外部データベースのテーブルとの間にリレーションシップを設定してテーブルを結合することができます。新たなデータ項目をテーブルに追加したいといった場合でも、稼働中の社内システムのデータベースに変更を加えることなく対応が可能です。
※データベースシステムは、Microsoft SQL ServerとOracle Databaseの2つをサポートしています。
(更新はMicrosoft SQL Serverのみ)
*参考資料は添付の関連資料「参考資料2」を参照
<JavaScriptを使ったカスタマイズ>
JavaScriptを使ってForguncyで作成したアプリケーションに、カスタムのクライアントスクリプトを組み込むことができます。ボタンのClickイベントやページロード時に独自の機能を実装することができるため、あるボタンが押されるまでは、入力項目を無効にしておきたいといった詳細な要件にも対応できます。JavaScriptはページにJSファイルを組み込む方法と、ボタンなどのコマンドにスクリプトを記述する2つの方法が用意されています。
また、Web APIを使えばForguncy内部のデータベースやリンクしている外部のデータベースにアクセスできます。JavaScriptで直接データの参照や更新といった処理が行うことも可能です。
>Forguncy Update 1/Forguncy Pro 共通の新機能
ワークフロー機能、Forguncy データベースやユーザーアカウントのバックアップ/復元機能などを新機能として追加します。
<ワークフロー機能>
ワークフローシステムを構築するためのワークフロー機能を提供します。Forguncyでのワークフローは、状態とプロセスと呼ばれる2つの定義により行います。決裁ルートの分岐や棄却処理などもこの2つの定義で視覚的に設定できます。それぞれのプロセスでの担当者区分(上司1、上司2、経理など)もユーザー属性で自由に設定できるため、複雑な業務手順に対応することも可能です。
*参考資料は添付の関連資料「参考資料3」を参照
*参考情報などは添付の関連資料を参照
・Microsoft、Windows、Visual Studioは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
・GrapeCityおよびForguncyはグレープシティ株式会社の登録商標です。
・その他記載されている製品名は各社の登録商標または商標です。
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