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NTTファシリティーズ、和歌山県日高郡日高川町で「F日高川太陽光発電所」を竣工

2015-02-12

「F日高川太陽光発電所」の竣工について


 株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:筒井清志)は、自然エネルギーの普及拡大による環境負荷低減への貢献、及び太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積を目的に発電事業を展開しています。この度、和歌山県日高郡日高川町に当社において41ヶ所目の太陽光発電事業用サイトとなる「F日高川太陽光発電所」を建設し、2月6日に竣工式を実施しました。

■完成写真

 ※添付の関連資料を参照

1.F日高川太陽光発電所の概要

 施設名称:F日高川太陽光発電
 設置場所:和歌山県日高郡日高川町大字蛇尾字舟木谷476−12他
 事業者:株式会社 NTTファシリティーズ
 発電開始日:2015年1月5日
 設置容量:1,236kW
 想定年間発電量:1,340MWh(一般家庭消費電力量 約372世帯分)

2.F日高川太陽光発電所の技術的特徴

・DC1000Vシステム
 DC1000Vシステムはストリング(*1)の直流電圧を1000Vまで高電圧化するとともに、PCS(*2)を大容量化したシステムです。これにより、従来のDC600Vシステムに比べ、ストリング数を最大40%削減、PCS及びPCSパッケージ(*3)の台数を2MWあたり1台削減でき、構築コストの低減が可能です(図1)。また、直流配線損失の低減及びPCS変換効率の向上も実現でき、一般的には70%程度であるシステム総合効率を90%以上に高めることが可能となります(図2)。

 ※図1・2は添付の関連資料を参照

・発電診断システム
 発電診断システムは、当社独自の診断技術を基に発電量の妥当性を評価し、不具合等による出力低下を検出するシステムです。また、診断レポートによる発電性能の見える化、遠隔自動診断による維持管理稼働の削減が可能です。さらに、診断対象をPCS単位だけでなく、ストリング単位にも拡張でき、広大な発電所内でも不具合範囲の特定を容易にします。


■用語説明
 *1:ストリング太陽電池の1直列回路単位
 *2:PCS(パワーコンディショナ)太陽電池から発電された直流の電気を、電力系統と同じ交流の電気に変換する装置
 *3:PCSパッケージパワーコンディショナの収容箱



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