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昭和電工、記録容量750GBの2.5インチハードディスクを来月から出荷開始
世界最大記録容量750GBの2.5インチハードディスク出荷開始
昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、2.5インチサイズとしては世界最大(注1)となる1枚当たりの記録容量が750ギガバイトのハードディスクの出荷を3月より開始します。
現在、2.5インチ、3.5インチサイズのハードディスクは、垂直磁気記録方式(注2)の第6世代、第7世代(注3)の製品について量産を進めていますが、3月より出荷を開始する2.5インチハードディスクは第8世代となる製品です。今回の第8世代の製品開発成功を、2.5インチサイズで1テラバイトの記録容量を持つ次世代製品の開発加速へつなげ、今後もハードディスクのさらなる高容量化を絶えずリードしていきます。
当社は、中期経営計画「PEGASUS」フェーズIIにおいて、ハードディスク事業を黒鉛電極とともに当社グループの飛躍のための両翼の一つと位置付けています。当社は、今後も世界最大のハードディスク外販メーカーとして、大記録容量のハードディスクの安定供給に努め、質・量の両面においてお客様のご期待にお応えしてまいります。
以上
(注1)2015年2月5日現在(当社の調査)
(注2)垂直磁気記録方式:ハードディスク記録容量の大幅な拡大を可能にする技術。従来の面内記録方式がディスク面に水平に磁気を記録するのに対し、垂直磁気記録方式は縦方向に記録するため、記録密度を大幅に高めることが可能。
(注3)当社の垂直磁気記録方式ハードディスクは、記録容量に応じて次のとおり区分しています。
※表資料は添付の関連資料を参照
*1.単位:ギガバイト/枚
*2.1テラバイト=1000ギガバイト