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国際石油開発帝石、オーストラリアのイクシスLNGプロジェクトの生産井の掘削開始

2015-02-09

オーストラリア イクシスLNGプロジェクト
生産井の掘削開始について


 国際石油開発帝石株式会社(以下、当社)は、オーストラリアで操業主体(オペレーター)としてプロジェクトパートナーとともにイクシスLNGプロジェクト(以下、本プロジェクト)の開発作業を進めておりますが、オーストラリア連邦西豪州沖合約200キロメートルに位置するイクシスガス・コンデンセート田における生産井の掘削作業を2月3日に開始しましたので、お知らせいたします。

 生産井の掘削作業の開始は、本プロジェクト推進の全体スケジュールに沿うものであり、当社は2016年末までの生産開始に向けて着実に取り組んでまいります。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

 当社は、生産井の掘削作業に使用される掘削リグ「ENSCO−5006」を、イクシスガス・コンデンセート田が位置する洋上に動員・設置しました。今後さらに掘削リグ1基を追加で動員し、地下深度4,000〜4,500メートルのガス・コンデンセート貯留層に対して合計20坑の生産井の掘削を行う予定です。
 生産井等を通じて生産される天然ガス等の生産物は、海底生産施設を経て洋上の沖合生産・処理施設(CPF:Central Processing Facility)に運ばれてガスとコンデンセートに分離処理されます。

 ガスはガス輸送パイプラインを通じて陸上ガス液化プラントに輸送されLNG(液化天然ガス)等として出荷し、コンデンセートは沖合生産・貯油出荷施設(FPSO:Floating Production,Storage and Offloading)に貯蔵して出荷用タンカーから出荷します。

 当社は、今後も、本プロジェクトに関係する地域コミュニティの方々、連邦政府、西豪州政府および北部準州政府等のオーストラリアの関係者やプロジェクト関係者の方々のご理解とご協力を得ながら、このプロジェクトの成功に向けて引き続きまい進する所存です。


以上


<イクシスLNGプロジェクト>
 イクシスLNGプロジェクトは、当社が操業主体(オペレーター)としてトタール社、台湾中油(CPC)、東京ガス、大阪ガス、関西電力、中部電力および東邦ガスとともに、オーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田より産出される天然ガスを、オーストラリア連邦北部準州のダーウィンに建設するガス液化プラントにて液化し、年間840万トンのLNG(液化天然ガス)および年間160万トンのLPG(液化石油ガス)として生産・出荷するとともに、FPSO等から日量約10万バレル(ピーク時)のコンデンセートを生産・出荷する計画です。本プロジェクトは、40年という長期にわたって稼働が見込まれる世界的にも大規模なLNGプロジェクトです。当社は、1998年の公開入札により本プロジェクトが位置する鉱区の探鉱権を取得、その後の探鉱・評価作業や基本設計作業などの開発検討作業を経て2012年1月に最終投資決定しました。現在、2016年末までに生産を開始すべく順次開発作業を実施中です。

<特設サイト−イクシスLNGプロジェクト>
 イクシスLNGプロジェクトの詳細は、特設サイトにてご確認ください:http://www.inpex.co.jp/ichthys/index.html



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