豊島、プレミアムフレンチリネン「プルミエール　ランデ　ノルマンディー」を販売

〜原料、染色、織り、編み、仕上げ、縫製まで製品一貫にこだわった高級生地ライン〜
プレミアムフレンチリネン
「プルミエール　ランデ　ノルマンディー」販売を拡大


　繊維専門商社の豊島株式会社（代表取締役社長：豊島半七、名古屋市中区錦２−１５−１５）は、２０１４年の新素材として市場に投入した、原料、染色、織り、編み、仕上げ、縫製まで製品一貫のすべてにこだわった高級生地ラインのプレミアムフレンチリネン「プルミエール　ランデ　ノルマンディー」を、今年は、さらにラインナップを充実させ販売を拡大します。現在、アパレル素材市場では、さまざまなフレンチリネン素材が流通しておりますが、「プルミエール　ランデ　ノルマンディー」は、織り、編み、仕上げを日本で行うメイド・イン・ジャパンにこだわり、素材の良さと丁寧なもの作りが２０１４年の市場で高い評価を得ました。そこで、２０１５年の今年は、素材と産地のバリエーションをさらに増やします。
　２０１４年は、愛知県の尾州地方でポリエステル混の丸編み、ウール混の布帛、奈良県では、ポリエステル混の丸編みを生産していましたが、２０１５年には、福井県で合繊との組み合わせのカールマイヤー（＊１）と、滋賀県でのリネン１００％の布帛の生産を展開していきます。リネンと組み合わせる相手方の混率や織りや編みの種類に応じて、適地適産になるように産地を変えました。各々の産地の気候や織機や編み機の種類により、仕上がりと風合いに違いが出るのが特徴です。また、今後はニットも展開していく予定です。

　＊１　カールマイヤーとは、緯糸挿入の経編の事で、限りなく布帛に近いニット素材です。また、福井県や石川県は北陸産地と呼ばれ、合繊素材が得意な産地といわれています。


　現在、フランスには２７の州（地方圏）が存在しており、その中の、「バス＝ノルマンディー」と「オート＝ノルマンディー」の２つの州を合わせ、ノルマンディー地方と総称しています。フランス北西部に位置するノルマンディー地方は、フランス全土で生産される麻（リネン）原料の約６４％が収穫されており、リネンの一大生産地となっています。
　優れた吸水性、速乾性を持ち、ナチュラルでありながら上質感があり、エレガントなのに丈夫というリネンは、その魅力から年々人気が高まっています。また、昨今の地球温暖化、猛暑の影響からもその生地の需要が高まっています。当社ではこういった背景を受け、より上質な風合い、色合いを求める“違いのわかるお客様”にご満足いただける高級生地ラインの「プルミエール　ランデ　ノルマンディー」を展開しています。

　「プルミエール　ランデ　ノルマンディー」は、ヨーロッパのリネンの歴史を支え、現在でも世界のリネン（原料草名：フラックス）の７０％を栽培しているフランス、ノルマンディー地方原産の中でも良質なフラックスを原料とし、織り、編み、仕上げは、すべて日本で行うというメイド・イン・ジャパンにこだわり仕上げました。
　今回の下札（右）は、「バス＝ノルマンディー」と「オート＝ノルマンディー」の両州旗が、それぞれ獅子をモチーフにしており、それをアレンジしたオリジナルのデザインとしました。

　※参考画像は添付の関連資料を参照


■商品概要
　商品名：プルミエール　ランデ　ノルマンディー
　素材：リネン１００％、リネン／コットン、リネン／ポリエステル（規格混率リネン５０％以上を使用）（＊２）
　販売カテゴリー：ジャケット、カジュアルアウター、シャツ、ポロシャツ

　＊２　リネンは製品加工が入った後の混率が異なる場合があります。