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丸紅、LNG船の保有・運航事業に参入
LNG船の保有・運航事業に参入
丸紅株式会社(以下「当社」)は、BW Gas Limited社(以下「BWG社」)との間で、BWG社の特別目的子会社5社(以下「SPC 5社」)が所有するLNG船8隻(以下「対象船8隻」)の所有権の49%を、約7億ドルで取得する事に合意いたしました。本件は、当社として初のLNG船保有事業への参画となります。
当社とBWGは、それぞれ49%、51%を出資して共同事業会社(以下「JVC」)をバミューダに設立し、JVCがSPC 5社を所有致します。尚、JVCは、SPC5社の購入資金の一部をプロジェクトファイナンスにより調達します。
対象船8隻は、2004年〜2008年に韓国の大宇重工にて建造され、何れもNigeria LNG Limited社(ナイジェリア石油公社49%、Shell Gas BV 25.6%、Total LNG Nigeria Ltd 15%、Eni International NA NV 10.4%出資によるLNGの生産販売会社。以下「NLNG社」)向けに最長22.5年間に亘り用船中で、NLNG社と欧米のメジャー石油・ガス会社間の長期LNG販売契約に基づく輸送に従事しております。
当社は、本件での協業を足掛かりに、LNG及びその他のエネルギー輸送ビジネスに於けるBWG社との共同取組みを拡大して行く意向です。
また、当社はLNG輸送を始めとして、LNG FPSO(浮体式LNG生産・貯蔵・積出設備)、FSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)等の関連分野に於ける事業の拡大を進めて行く方針です。
以 上
※参考資料は添付の関連資料を参照