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博報堂、アジア14都市生活者の和食/日本酒/緑茶の飲食・飲酒経験について分析した結果を発表

2015-01-29

アジア14都市における和食・日本酒・緑茶の浸透度(経験度)


 博報堂では、グローバル市場でのマーケティング戦略に活用するためのオリジナル生活者調査『Global HABIT(グローバルハビット)』を2000年より毎年アジアと欧米・中南米の主要35都市で中・上位収入層を対象に実施しています。最新(2014年実施)のGlobal HABIT調査のデータをもとに様々な角度から分析を行い、グローバル市場での可能性に繋がるヒントをご紹介していきます。

 今回のレポートでは、アジア14都市生活者の和食(日本食メニュー)/日本酒/緑茶の飲食・飲酒経験について分析した結果をご紹介します。また、参考としてアメリカ(ニューヨーク)とブラジルサンパウロ)のデータもご紹介します。


1.食べたことがある和食は寿司がダントツ1位。次いで高いのはラーメンと天ぷら。
和食経験は台北、香港、ソウルが突出。次いで高いのはシンガポールとメトロマニラ。

 ・食べたことがある和食のアジア14都市計1位は寿司(60.8%)で2位以下に約20%の差をつけている。2位のラーメン(41.9%)と3位天ぷら(41.2%)は拮抗。
 ・都市ごとに見てみると、和食経験は台北、香港、ソウルが突出して高い。
  東南アジア都市では、シンガポールとメトロマニラが高いものの、クアラルンプール、ジャカルタホーチミンシティは、ニューヨークよりも低い。
 ・台北は年齢問わず和食経験が豊富。シンガポールは20歳代の和食経験が高い。


2.日本酒経験はアジア12都市計12.5%にとどまるものの、香港とソウルは40%前後。

 ・飲酒をする人を対象に、最近3か月間に飲んだアルコールについて聞いたところ、アジア12都市計(マレーシアインドネシア除く)ではビールが圧倒的に高く91.6%で、日本酒は12.5%にとどまる。
 ・都市別では、日本酒を飲む割合1位は香港(46.6%)、2位はソウル(39.6%)、3位は台北(16.7%)。
  この3都市は、和食経験も高いことからも日本の食文化を幅広く取り込んでいる様子がうかがえる。
  東南アジア都市で日本酒を飲む割合が高いのは、シンガポール(12.5%)で、サンパウロ(12.2%)とほぼ同じ。
 ※宗教上の配慮から、クアラルンプールとジャカルタ、およびシンガポールのマレー系は対象外としています。


3.緑茶の飲用経験は、アジア14都市計で52.2%。
台北、香港、中国3都市、ソウルは70%以上。バンコクとシンガポールは60%強。

 ・最近1年間に飲んだことのある飲料について聞いたところ、緑茶はアジア14都市計52.2%。
  都市別に緑茶飲用経験を見てみると、台北が最も高く91.1%。次いで香港、上海が80%超、北京、ソウル、広州が70%を超えており東アジア都市の割合が高い。
  東南アジア都市では、バンコクとシンガポールが60%を超えている。
 ・緑茶のイメージは、アジア14都市計1位「最近、流行っている感じがするもの(31.3%)」で、「ゆったりリラックスするのに向いているもの(27.8%)」と「好きなもの(27.1%)」が続く。


 *リリース詳細は添付の関連資料を参照




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