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竹中工務店、香港の不動産開発会社からインドネシアの超高層ビル建設工事を受注
インドネシアの超高層複合ビル新築工事が着工
―日本国内プロジェクトの施工実績から海外案件を受注―
竹中工務店(社長:宮下正裕)の海外現地法人インドネシア竹中(代表:藤岡也寸志)はTotal Bangun Persada社とのJV(共同企業体)で、香港の大手不動産開発会社パシフィック・センチュリー・プレミアム・デベロップメンツ社(PCPD)から、インドネシアの超高層ビル建設工事を受注しました。地上高さ209.45m、地上40階、地下6階建ての建物で、2015年1月20日に起工式が執り行われ、工期は、約30カ月を予定しています。
本プロジェクトはインドネシアの首都ジャカルタの開発街区に、延床面積約15万m2の超高層ビルを建設するものです。パシフィックセンチュリーグループが日本国内で行った大型プロジェクトにおける当社の施工実績が評価され、インドネシアの大手民間建設会社Total社との共同企業体方式にて同グループの不動産開発会社からの施工受注に至りました。
当ビルでは、低層フロアには、店舗のほか、銀行などが入居し、8階から40階にわたる中層、高層フロアにかけては事務所、最上階はVIP飲食エリアとなります。
当社では、昨年、インドネシアでの現地法人設立から40年を迎えましたが、好調な経済成長を続ける同国を重点市場の一つと位置づけ、グローバル事業の更なる拡大を図っていきます。
※参考画像は添付の関連資料を参照
■工事概要
建物名称:PCPD SCBD LOT10
発注者:
Pacific Century Premium Development
(PT.Prima Bangun Investama)
デザインアーキテクト:竹中工務店
設計:PDW/GISTAMA/ASDI
施工:インドネシア竹中(55%)Total Bangun Persada(トータルバングンベルサダ45%)共同企業体
敷地面積:9,277m2
延床面積:約150,000m2
構造・規模:CFT+S+RC造、地下6階/地上40階/塔屋2階