三菱電機、昇降機の開発・生産体制強化でタイのAMEC社に新工場と試験塔を建設

グローバルマーケットに向け、開発・生産体制を強化
三菱エレベーターアジア社に新工場と試験塔を建設


　三菱電機株式会社は、昇降機のグローバルマーケット向けの製造拠点であるMitsubishi　Elevator　Asia　Co．，Ltd．（三菱エレベーターアジア社、以下、AMEC社）に新たに工場と試験塔を建設し、開発・生産体制を強化します。
　これにより、AMEC社の生産能力を現状の約１．５倍となる２万台へ増強するとともに、コスト削減やリードタイム短縮、高速化など競争力ある製品開発・評価を推進します。

　※参考画像は添付の関連資料を参照

［新工場・試験塔の概要］

　※添付の関連資料を参照

［開発・生産体制強化の狙い］

　１．新工場建設によるグローバルマーケット向け製品の生産能力を増強
　・新興国を中心とした昇降機需要拡大に対応し、海外市場向けエレベーター主力機種「NEXIEZ（ネクシーズ）」シリーズの生産能力を増強
　・海外リニューアル需要の伸長に対応し、制御機器の生産能力を増強

　２．新試験塔建設による開発・評価体制の強化
　・昨年１０月にAMEC社に設立した開発検証組織であるR＆Dセンターを中心に、新試験塔を活用し、以下の開発・評価を推進
　・コスト競争力強化・リードタイム短縮に向けた部品の現地調達・現地生産拡大を加速
　・高速化など市場ニーズにあった迅速な現地開発・設計を推進

［AMEC社の概要］
　名称：Mitsubishi　Elevator　Asia　Co．，Ltd．（三菱エレベーターアジア社）
　所在地：タイ王国チョンブリ県　アマタ・ナコーン工業団地
　代表者：林　美克
　資本金：１，１５１．５百万バーツ（約３，７００百万円）
　出資比率：三菱電機グループ１００％
　営業開始日：１９９１年５月
　人員：約２，３００名


［お客様からのお問い合わせ先］
　三菱電機株式会社
　ビルシステム海外事業部
　TEL　０３−３２１８−３５８３
　FAX　０３−３２１８−２７５８