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ヤマハ発動機、スターンドライブ仕様のマルチクルーザー「S−QUALO S/D」を発売
斬新なデザインと機能性を両立した艇体に環境に優しいディーゼルスターンドライブを搭載
「S−QUALO(エス・クアロ) S/D」新発売
ヤマハ発動機株式会社では、スクエアバウを採用した斬新なデザインの艇体に環境性能に優れたディーゼルエンジンを搭載した、スターンドライブ仕様のマルチクルーザー「S−QUALO S/D」を開発し、2011年5月1日より発売します。
「S−QUALO S/D」は、斬新なデザインと、スピード、乗り心地、横安定性など、相反する要素を高次元でバランスさせた船外機仕様のマルチクルーザー「S−QUALO」に、260馬力のコモンレール式ディーゼルエンジン「D4−260」を搭載。260馬力を発生するディーゼルエンジンは燃費経済性に優れるほか、コンパクトなサイズを生かしてアフトデッキのスペースを拡大しました。
なお、「S−QUALO S/D」は、3月3日(木)から6日(日)までパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「ジャパンインターナショナルボートショー2011」に出展します。
※製品画像は添付の関連資料を参照
<発売日> 2011年5月1日
<販売計画数> 15隻/初年度
<メーカー希望小売価格例(艇体・エンジン+限定沿海セット価格)>
S−QUALO S/D:¥15,278,865
[(本体価格¥14,120,000+法定安全備品他価格¥431,300)・消費税¥727,565]
●法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。
<お問い合わせ先>
お客様相談室(フリーダイヤル 0120−090−819)
インターネットホームページ http://www.yamaha-motor.jp/marine/
<主な特長>
●多様な遊び方に対応する基本機能
一隻のボートに多様な機能を求める市場のニーズに応え開発された「S−QUALO」シリーズは、ボートの基本構造を全面的に見直し、艇体強度を維持しながらも軽量化を実現する「ストリンガー構造」を採用。さらに、静止時および走行時の横揺れを抑える「A.R.B.(アンチ・ローリング・ブレード)」を装備しています。
●最新の環境対応エンジンを搭載
搭載エンジンには、260馬力を発揮する軽量・コンパクトなコモンレール式のディーゼルエンジン「VOLVO D4−260」を採用。黒煙の低減や優れた燃費経済性に加え、スムーズな加速感と快適なクルージング性能を実現しました。また、エンジンの発電性能の高さを活かし、充電式マリンエアコン「BE−COOL(ビー・クール)」を標準で装備しています。
●さらにゆとりある空間となったアフトデッキ
スターンドライブ方式のディーゼルエンジンを採用したことで、アフトデッキのスペースが拡大。エンジンハッチ周辺のデッキをフラットにすることで有効面積が広がり、さまざまなマリンプレイに対応することを可能としました。
●個性と機能を両立したデザイン
独自の存在感と個性的な外観デザインを印象づけるスクエアバウを採用。バウデッキでの作業のしやすさ、バウバースの広さの演出にも寄与しています。さらに、大きなバウフレアにより波落とし効果も向上しています。
さらにキャビンは、ゼブラウッド柄を水平方向に使うなど工夫を凝らした素材の使用、カラーコーディネート、機能的なレイアウトにより、広々としたゆとりのある空間を実現しています。
<側面図、デッキレイアウト図>
※添付の関連資料を参照
<主要諸元>
・名称:S−QUALO S/D
・全長:8.85m
・全幅:2.69m
・全深さ:1.77m
・完成質量:3,102kg
・定員:10名
・搭載エンジン:VOLVO D4−260
・最大搭載馬力:191kW(260ps)
・燃料タンク容量:350L
・航行区域:平水・限定沿海