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新菱冷熱工業、データセンター向け「空間ビジュアライズシステム」を開発

2015-01-23

新菱冷熱工業(株) データセンター向け「空間ビジュアライズシステム」を開発
〜サーバー室の目に見えない熱溜りや気流をCFD技術で自動的に見える化〜

 新菱冷熱工業株式会社(以下、当社)は、データセンターのサーバー室の温度・気流の状態をCFD技術で自動表示する「空間ビジュアライズシステム」を開発しました。
 データセンターのサーバー室ではサーバー保護のため適正な温度管理が必要ですが、サーバーの入れ替え、追加設置、レイアウト変更時に適正な温度管理を維持していくことは困難です。

 またサーバー室を適切に温度管理するためには、サーバー室全体に多数の温度センサーを設置する必要がありますが、サーバーのメンテナンスや配置・機種変更時に障害となり、現実的ではありません。

 そこで当社は、自社開発のCFD(数値流体シミュレーション)解析技術を用いて、サーバー室の温度・気流を自動で『見える化』する「空間ビジュアライズシステム」を開発しました。
 <図―1:システム概念図>を参照願います。

 このシステムでは、サーバーと空調機の運転状況を基にしてCFD解析を行い、サーバー室の温度・気流の状態を一定間隔で自動的に算出する「CFD自動実行機能」があり、サーバー室全体に多数の温度センサーを設置せずに温度・風速の変化を継続的に把握することが可能となります。<図―2:CFD自動実行機能>を参照願います。

 さらに見える化したデータは自動的に蓄積される(自動レポート化機能)ため、サーバー室の問題点が明らかになり、環境改善や将来のサーバー更新工事に活用することも可能になります。<図―3:自動レポート化機能>を参照願います。

 当社は、本システムを活用して、これまでサーバーの温度管理や、入れ替え、追加、レイアウト変更時の温度・気流管理が難しかったデータセンターのサーバー室を有する顧客に対して、積極的に提案営業を行ってまいります。


 なお、当社はこのように独自の研究開発技術により実現する顧客満足を拡大しつつ、当社が国内で30年以上追求してきた3次元CAD技術を核に、現地クライアントサプライチェーンとのwin−winな関係の構築を実現するライフサイクルマネジメントを一層推し進め、効率的なメンテナンスをも見据えた最適な空間作りを行い、持続的な企業価値の向上を図ってまいります。

 ※図―1〜3は添付の関連資料を参照


【新菱冷熱工業株式会社 会社概要】
 1.資本金:35億円

 2.本社所在地:東京都新宿区四谷2丁目4番地

 3.代表者:取締役社長 加賀美 猛

 4.従業員数:
   2,001人(2014年9月30日現在)
   参考…連結対象会社を含めた当企業集団の従業員数 約5,000名

 5.営業種目:空気調和・給排水衛生・クリーンルーム・地域冷暖房・コージェネレーション・自動制御・情報管理システム・電気・防災・原子力・環境衛生 各設備工事

 6.主な連結対象会社:新菱工業株式会社、新菱テクニカルサービス株式会社、株式会社城口研究所、大栄電気株式会社、Shinryo(Hong Kong)LTD.、Shinryo Singapore PTE,LTD.

 7.事業規模(連結)
  2014年9月期(連結会計年度)
   受注高:2,386億円
   完成工事高:2,093億円
   経常利益:77億円


以上


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