コニカミノルタ、印刷業界の色管理をサポートする自動スキャン測色計を開発

印刷業界の色管理を光測定技術でサポートする
世界最速（※１）の自動スキャン測色計「FD−９」を開発
〜２０１５年夏に世界同時発売予定〜


　コニカミノルタ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：山名　昌衛、以下　コニカミノルタ）は、印刷業界で一般的に用いられるプロファイル作成用カラーチャートを世界最速（※１）で測定することができる自動スキャン測色計「FD−９」を開発いたしました。「FD−９」は、２０１５年夏の世界同時発売を予定しており、発売後には世界５極体制で修理、校正サービスを実施いたします。

　＊イメージ画像は添付の関連資料を参照

■主な特長
　１．プロファイル作成用カラーチャートを世界最速（※１）の約４分（※２）で測定
　　手で測色計を動かすスキャン測定では、作業時間がかかり、手作業ゆえの測定ミスも生じる恐れがありますが、「FD−９」で自動測色することにより測定時間を大幅に短縮できるとともに、より正確な色測定を実現します。

　２．LCDディスプレイを搭載し操作性を向上
　　本体に搭載されたLCDディスプレイで、操作手順の確認が容易に行えます。

　３．ネットワーク接続に対応
　　複数の印刷機器に対して１台の測色計を共有できるよう、ネットワーク接続にも対応しています。

　コニカミノルタは、高画質、高生産性を実現するデジタル印刷システム「bizhub　PRESS（ビズハブプレス）」を核に、ライトプロダクションプリント分野を中心にトップランナーとして全世界で事業を展開し、印刷業界のお客様の課題を解決する、新たなワークフローをもたらすトータルソリューションを提案しています。
　このたび開発した「FD−９」では、コニカミノルタの卓抜した光測定技術と画像処理技術により、印刷業界の色管理業務において、簡便性と正確性の両立と、さらなる効率化をご提供できるものと考えます。加えて、世界１５０カ国に及ぶコニカミノルタのサービス体制と、世界５極（日本、北米、欧州、中国、アジア）での測定機器の修理、校正、サポート体制により、メンテナンスに伴うお客様の負担を時間的にもコスト的にも軽減いたします。

　コニカミノルタは、お客さまへの約束「Giving　Shape　to　Ideas」のもと、お客様ニーズに合致した付加価値の高い製品やソリューションの提供を通じて、お客様満足度を高めるとともに、グループ全体の企業価値を一層高めてまいります。

■関連リンク
　製品特設サイト：http://www.konicaminolta.jp/instruments/web_magazine/advanced_technology/003/index.html

　※１：スポット測定方式を用いた自動スキャン測色計において。２０１５年１月１３日現在
　※２：用紙サイズ：A３、パッチサイズ：６×６mm、パッチ配列：４７行×３２列において。


■お客様のお問い合わせ先
　コニカミノルタ株式会社
　センシング事業部　販売部　販売企画グループ
　TEL．０３−６３２４−１０１１