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テルモ、膝下などの末梢血管内治療に用いるPTAバルーンカテーテルを欧州で発売

2015-01-07

膝下など細い血管内での治療に幅広く対応
テルモ、末梢血管用PTAバルーンカテーテル「Tercross(TM)」を欧州で販売開始


 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)は、この度、膝下などの末梢血管内治療に用いるPTAバルーンカテーテル「Tercross」を自社開発し、欧州で販売を開始しましたので、お知らせいたします。


PTA(Percutaneous Transluminal Angioplasty:経皮経管的血管形成術)>
 PTAは、動脈硬化などで狭くなった足や手などの末梢血管を、カテーテルと呼ばれる直径1mm程度のチューブの先端につけたバルーン(風船)で押し拡げる血管内治療法です。従来の薬物治療や外科手術に加え、PTAバルーンカテーテルやステントを用いた血管内治療は、患者さんの身体への負担が少ないことから、今後広がることが見込まれています。

 ※製品画像は添付の関連資料を参照

<Tercrossの特長>
 「Tercross」は、病変部での通過性を高めるため、血液に触れると潤滑性が増す親水性ポリマーを表面の一部に施しています。バルーンの種類は、硬い病変部の拡張に適した耐圧性の高いバルーンと、狭窄した病変部での通過性を重視し、柔軟性を高めたバルーンの2タイプから選択できます。さらにバルーンの長さも、20mmから200mmまで6品種を取り揃え、膝下に多い長い病変部への対応を図っています。また、カテーテルシャフトに剛性の高い材料を用いることで、操作性の向上も図りました。

<末梢血管領域事業の拡大を目指して>
 テルモでは現在、「世界で存在感のある企業」を目指すという長期目標を掲げています。その実現に向けた重点施策の一つとして、末梢血管領域事業の拡大を図っており、製品のフルライン化を推進しています。「Tercross」の販売もその一環であり、長期目標の実現に向けて今後も取り組んでまいります。


 テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。





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カテーテル シャフト テルモ 管領 PTA

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