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米IBM、グローバルなクラウド展開の拡大で東京にSoftLayerクラウド・データセンターを開設

2014-12-26

IBM、日本初のSoftLayerクラウド・データセンターを開設
東京に開設し、日本のお客様にコンピューティングとセキュリティーを提供
[東京2014年12月22日(現地時間)発]


 IBM(NYSE:IBM)は本日(現地時間)、日本初として東京に、SoftLayerクラウド・データセンターを開設することを発表しました。この発表はメルボルンとパリでの最近のクラウド・データセンターの開設に続くものであり、グローバルなクラウド展開の拡大に向けたIBMの12億ドルの投資の一環です。

 「SoftLayer 東京データセンター」は、アジア太平洋地域の各都市(シンガポール、香港、メルボルン)に配置されたSoftLayerのデータセンターを補完するものです。また、IBMがクラウド・データセンターを世界中に増やしつつある中で、データの冗長性や地域の多様性を強化するものです。

 また、国内での保持が求められている機密データの活用や、保管を行うことができる、日本のデータセンターを提供することで、データの保管場所やプライバシーに関して高まる業界の課題に対応します。

 IBM(R) SoftLayerのCEOであるランス・クロスビー(Lance Crosby)は次のように述べています。「SoftLayerが2011年9月にシンガポールのクラウド・データセンターを開設して以来、我々はアジア太平洋市場における驚異的な成長を続けてきました。東京の新しいデータセンターは、世界中のお客様から求められているセキュリティー、回復力、効率性を提供することにより、進化するアジア太平洋市場を支援します」

 2013年第3四半期から2014年第3四半期にかけて、日本におけるSoftLayerの顧客基盤は600%以上拡大し、現在、SoftLayerの日本のお客様は合計1,000社を超えており、東京データセンターの開設は最適なタイミングで行われます。

 パイオニアVC株式会社の代表取締役副社長である間下浩之氏は次のように述べています。「東京の新しいデータセンターも含め、SoftLayerにおけるIBM Cloudのグローバルな拡大は、当社のビジネスにとっても喜ばしいことです。当社は日本をベースに世界中のお客様に向けてコラボレーション・サービスを提供しています。お客様は、SoftLayerのベアメタルと仮想サーバーの豊富な選択肢、高品質なグローバル・データセンター・ネットワークという特長を活用しながら、当社のリアルタイム・コラボレーション・ソリューション「xSync Prime」を利用しています。そこではSoftLayerの低遅延のネットワークの恩恵を受けています。東京データセンターのオープンに合わせて、既存のお客様のシステムとデータをこの新しいデータセンターへと移行しようと計画しています」

 「SoftLayer 東京データセンター」は、アジア太平洋地域のお客様だけでなく、地域のエンド・ユーザーにサービスを提供したいと考える世界中のお客様に戦略的サポートを提供します。また、SoftLayerのグローバル・ネットワークは独自のnetwork−within−a−networkというアーキテクチャーに基づいており、サービスは10Gbpsのネットワーク接続を提供し、香港のデータセンターからの待ち時間は50ミリ秒以下、世界各国のその他のデータセンターからの待ち時間は260ミリ秒以下を実現します。

 「過去2年間、SoftLayerのクラウド基盤のおかげで、当社はコスト効果、堅牢性、拡張性、即応性の高い体験をお客様に提供することができました」と、シンガポールを拠点とし、アジアをフォーカスしたデジタル・アーティストに著作権使用料無料で提供するメディア・マーケットプレイス「MotionElements」の共同設立者であるマーク・サン(Mark Sun)氏は述べています。「IBMのClourは、当社にとって非常に信頼できるテクノロジー企業であることを実証しました。そして今後も、SoftLayerの継続的なサポートを受けながら、ビジネスを成長させていくことを楽しみにしています」

 「SoftLayer 東京データセンター」は何千台もの物理サーバーに対応する容量を備え、ベアメタル・サーバー、仮想サーバー、ストレージ、ネットワークなど、SoftLayerのクラウド基盤の全サービスを提供します。「SoftLayer 東京データセンター」では、IBMの優れたプライベート・ネットワークと、世界中に配置されたSoftLayerのすべてのクラウド・センターやnetwork points of presence(POP)がシームレスに統合されます。オンデマンドで展開されるサービス、完全なリモート・アクセスや制御機能により、「SoftLayer 東京データセンター」のお客様は、独自の理想的なパブリック、プライベート、ハイブリッド・クラウド環境を構築し、極めて高い効率性と性能を備えた遅延の少ないサービスを提供できるようになります。

 「SoftLayer 東京データセンター」に新規でご注文いただいたお客様は、SoftLayerの新しい東京データセンターでのみ、最初のご注文の最初の1カ月のサービスにおいて、最大$500の割引が受けられます。オファーは、月単位請求のサーバーとサービスのみで有効です。時間単位のサーバーとサービスは、このプロモーションの対象外となります。オファーの有効期限は2015年2月28日です。お客様あたり1回に制限されます。他のオファーと併用はできません。この割引について詳しくは、http://www.softlayer.com/info/tokyo-hostingを参照してください。


○IBMクラウド・コンピューティングについて
 IBMは、クラウドでのデータおよびインフラストラクチャーのセキュアな統合を実現する、オープン・エンタープライズ・クラウドにおけるグローバル・リーダーです。IBMが提供するクラウド・ソリューションについて詳しくは、http://www.ibm.com/cloud(US)を参照してください。IBMのTwitterを@IBMcloudでフォローしてください。ブログのURLはhttp://www.thoughtsoncloud.com/です。
 #ibmcloudで会話に参加してください。


○SoftLayerについて
 IBMのSoftLayerは、インターネット規模で構築したグローバルなクラウド基盤のプラットフォームを運営しています。10万台のデバイスを管理し、データセンターおよびネットワークPoP(Points of Presence)をグローバルに展開するSoftLayerは、新興のWeb企業からグローバル企業に至るまで幅広い最先端企業のお客様にIaaS(Infrastructure−as−a−Service)を提供しています。SoftLayerのモジュール型アーキテクチャーは圧倒的な性能と制御を提供します。フル装備のAPIおよび先進的な自動化によって、物理デバイスおよび仮想デバイスをシームレスにカバーする柔軟性の高い統一プラットフォームと、グローバルなネットワークを制御し、遅延の少ないセキュアな通信を実現します。詳しくは、http://softlayer.com/をご覧ください。


 ※参考資料・参考画像は添付の関連資料を参照


以上


 IBM、IBMロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。



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