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大塚製薬、サプリメント事業拡大で米FoodState社を買収
大塚製薬 米国FoodState社を買収
自然食品チャネル参入によりサプリメント事業を拡大
大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩本太郎、以下「大塚製薬」)の子会社であるファーマバイト社(本社:米国カリフォルニア州、CEO兼取締役:Connie Barry(コニー バリー))は、米国の自然植物由来のサプリメントのパイオニア企業であるFoodState(フードステイト)社(本社:米国ニューハンプシャー州、CEO:Robert Craven(ロバート クレベン))の全株式を取得する契約を締結し、買収を完了したことをお知らせします
<FoodState社>
FoodState社は、1973年に米国ニューハンプシャー州に設立された、社員数162名の健康食品会社です。同社は植物由来のサプリメントのパイオニアであり、自然食品チャネル向けのブランド「MegaFood(メガフード)」と医師向けのブランド「INNATE(イネート)」を有しています。
<本買収の目的と意義>
・目的:ファーマバイト社は本買収により、米国市場で最大の売上がある自然食品・サプリメント専門店チャネル(自然食品チャネル)へ参入します。
・意義:マスチャネルのリーディングブランドである「Nature Made(ネイチャーメイド)」を有するファーマバイト社がFoodState社の以下の3つの強みを獲得することによりサプリメント事業のさらなる拡大が期待できます。
(1)米国の自然植物由来の2つのサプリメントブランド「MegaFood」、「INNATE」
(2)FoodState社がもつ新規販売チャネル(自然食品店・サプリメント専門店、医師)の営業体制
(3)自然植物から効率的に原料を抽出しサプリメントを生産する技術
(1)米国の自然植物由来の2つのサプリメントブランド
※表資料は添付の関連資料を参照
(2)FoodState社がもつ新規販売チャネル(自然食品店やサプリメント専門店、開業医)の営業体制
同社は、2つのブランドを展開する上で、自然食品店やサプリメント専門店、医師向けチャネルの営業体制を有しています。現在ファーマバイト社が展開するサプリメントブランド「Nature Made」がもつ大型小売店などのマスマーケットチャネルに加え、サプリメント市場の中でも最も大きい自然食品店やサプリメント専門店などの自然食品チャネル、また、医師向けなどの新規販売チャネルが加わることで、サプリメント市場でのさらなる事業拡大を目指します。
※グラフ資料は添付の関連資料を参照
(3)自然植物から効率的に原料を抽出しサプリメントを生産する技術
同社は、契約農家から採れた新鮮な野菜や果物から栄養成分を効率的に抽出できる“Slo−food”プロセス(TM)という独自の技術を有しています。合成品や添加物は極力使用せず、植物を乾燥・凝縮し、栄養成分を抽出してサプリメントを生産しています。このFoodState社の独自技術と、40年以上にわたり高品質なサプリメントを生産し続けているファーマバイト社の研究・生産技術を掛け合わせることで、新たな展開を目指します。
ファーマバイト社CEO兼取締役のConnie Barry(コニー バリー)は「FoodState社は、ファーマバイト社と同様に栄養に注力したミッションを掲げ、価値に重きを置いた企業文化であったこと、またそれぞれの事業の強みを鑑みた結果、買収を決定しました。ファーマバイト社、そして我々の親会社である大塚製薬は、サイエンスや栄養を通じて人々の生活向上に貢献するという理念を掲げており、FoodState社の獲得も、この理念の一貫といえます。共通の価値や理念、目的は、両社が今後成功するための確固たる基盤となるでしょう。」と述べています。
FoodState社CEOのRobert Craven(ロバート クレベン)は「ファーマバイト社と一緒になった後も、我々は新鮮な自然植物由来の高品質なサプリメントをニューハンプシャー州の工場で生産し、消費者の方々のより健康な生活に貢献するという我々のミッションを果たし続けるでしょう。FoodState社は、現在の経営陣や組織体制を維持し、新たに構築された取締役会を通じて、ファーマバイト社へ事業の報告をすることとなります。今後、価値を共有するひとつの会社として共に成長できることを嬉しく思います。」と述べています。
<会社概要>
※添付の関連資料を参照