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三菱電機、製造業の生産性向上など実現するマイクロシーケンサー40機種を発売
製造業における生産性向上とTCOの削減を実現
三菱マイクロシーケンサ「MELSEC iQ−F シリーズ FX5」発売のお知らせ
三菱電機株式会社は、マイクロシーケンサ(プログラマブルコントローラ)の新製品として、基本性能向上、内蔵機能充実および上位モデルとの互換性強化により、製造業の生産性向上とTCO(Total Cost of Ownership)の削減を実現する「MELSEC iQ−F シリーズ FX5」40機種を2015年1月30日に発売します。
*製品画像は添付の関連資料を参照
<新製品の特長>
1.基本性能向上と内蔵機能充実により、生産性向上とTCO削減を実現
・従来比(※1)150倍の高速システムバスの採用などにより、処理速度が向上し、機械装置の生産性を向上
・CPUユニットにイーサネット、RS−485(MODBUS(R) RTU対応)、アナログ入出力(※2)、SDカードスロットなどの内蔵により、システムコストを削減
・高度なセキュリティー機能搭載により、ユーザーのプログラム資産の流出を防止
※1:FX3Uとの比較
※2:FX5UCは非内蔵
2.駆動機器との連携強化により、高度な駆動制御を低コストで実現
・高速、高精度、省配線を追求した最新のサーボネットワーク「SSCNETIII/H」に対応したシンプルモーションユニットをラインアップ
・シンプルモーションユニットを使用することにより、簡単な設定とプログラムのみで速度制御・トルク制御・カム制御・同期制御など高度な駆動制御が実現でき、機械装置の高性能化に貢献
・CPUユニットには4軸の位置決め機能を内蔵しており、低コストで食品機械や包装機械などの様々なアプリケーションに適用可能(※3)
※3:トランジスタ出力タイプのみ
3.直感的なエンジニアリング環境による設計コストの削減
・プログラム設計とメンテナンス作業の効率化を追求したエンジニアリング環境「GX Works3」に対応し、設計から保守までの各段階で工数を削減
・上位モデルMELSEC iQ−Rシリーズとの命令群共通化により、プログラムの互換性を強化し、製品変更やプログラム流用にかかる工数を削減
<発売の概要>
*添付の関連資料を参照
<発売の狙い>
生産現場のキーコンポーネントであるシーケンサ(プログラマブルコントローラ)は、製造業のグローバル化による自動化ニーズや用途拡大にともない、高速化・小型化・低コスト化・メンテナンス性向上が求められています。
当社は、1981年以降マイクロシーケンサを全世界で累計1,300万台以上出荷してきましたが、今回、基本処理能力の向上・内蔵機能の充実・上位モデルであるMELSEC iQ−Rシリーズとのプログラム互換性強化など、製造業の生産性向上とTCO削減を実現する「MELSEC iQ−F シリーズ FX5」を発売します。
<特長の詳細>
1.基本性能向上と内蔵機能充実により、生産性向上とTCO削減を実現
・従来比150倍となるシステムバス(※4)をはじめ、基本命令(※5)、応用命令(※6)の高速化により、装置の生産性向上に貢献。CPUユニットにイーサネット、RS−485(MODBUS(R) RTU対応)、SDカードのインターフェースを内蔵し、追加コスト無しでシステムの拡張が可能
・CPUユニットにアナログ入力2ch(※2)、アナログ出力1ch(※2)、高速カウンタ8ch(※7)を内蔵しており、低コストで高付加価値なシステムを実現
・プログラムの不正使用を防止するセキュリティーキー、外部からのアクセスを制限するリモートパスワード、プロジェクトファイル単位で読み書きを制限するファイルパスワードなどの高度なセキュリティー機能を搭載し、ユーザーのプログラム資産の流出を防止
・プログラム、コメント、ソース情報用に独立した専用メモリーを搭載し、大規模システムにも対応可能
※4:1.5Kワード/1msの高速転送(連続アクセス時)
※5:LD命令 34ns(FX3U比1.9倍)MOV命令 34ns(FX3U比18倍)
※6:加算命令 59ns(FX3U比80倍)
※7:FX5U−32M□、FX5UC−32M□は6ch
2.駆動機器との連携強化により、高度な駆動制御を低コストで実現
・高速、高精度、省配線を追求したサーボネットワーク「SSCNETIII/H」に対応したシンプルモーションユニットをラインアップ
・速度制御・トルク制御・カム制御・同期制御などの高度なモーション制御を可能にするシンプルモーションユニットにより、装置の付加価値向上に貢献
・シンプルモーションユニットはエンジニアリング環境「GX Works3」でのパラメータ設定と簡単なプログラムによって制御でき、設計工数の削減に貢献
・CPUユニットに位置決め機能4軸/200kppsを内蔵(※2)、従来モデルのFX3Uではオプションユニットの追加が必要だった制御がCPUユニットのみで実現できるようになりシステムの低コスト化を実現
3.直感的なエンジニアリング環境による設計コストの削減
・設計工数削減と直感的に操作できるエンジニアリング環境「GX Works3」の対応により、ドラッグ&ドロップのみでのシステム構成設計や従来煩雑だったユニット設定をパラメータ化することにより設計工数を削減
・通信プロトコル支援機能により、各種外部機器との接続を簡素化し設計工数を削減
<製品ラインアップ>
*添付の関連資料を参照
<製品担当>
三菱電機株式会社 姫路製作所
〒670−8677 兵庫県姫路市千代田町840番地
TEL 079−298−8842
FAX 079−298−7352
<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 機器計画部
〒100−8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
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FAX 03−3218−6823