富士通システムズ・ウエストと四電工、リアルタイム３次元建築設備CADを販売開始

リアルタイム３次元建築設備CAD「CADEWA　Real　２０１５」を販売開始
〜高品質な設計・施工を支援し、安心・安全な暮らしに貢献〜


　富士通システムズ・ウエスト（本社：大阪市中央区、代表取締役社長：鈴木　英彦）と株式会社四電工（本社：香川県高松市、代表取締役社長：武井　邦夫）は、建築設備CAD「CADEWA（キャデワ）シリーズ」の新バージョンとして「FUJITSU　製造業ソリューション　建築設備CAD　CADEWA　Real　２０１５（以下、建築設備CAD　CADEWA　Real　２０１５）」を２０１５年２月１２日から販売開始いたします。

　新バージョンでは高品質な設備工事を支援すべく、設計に必要な技術計算機能を追加し、施工で利用する鋼材などの部材を充実させるとともに部材の施工状況を把握するチェック機能も追加しました。また、多言語入出力を可能とし、建築設備業のグローバル化をサポートいたします。


　１９８７年に提供を開始した「CADEWAシリーズ」は、建築業界を中心としたお客様にご利用いただいており、累計約３３，０００本を出荷しました。また、２０１３年に「CADEWA　Real　English　Edition」をリリースし、東南アジアを中心に海外でもご利用いただいております。

　地震や豪雨などの大規模災害時には、建築物の天井や天井裏配管・機器が落下し被害が生じることもあり、施工後に見えなくなる設備に対しても安全性確保に向け、さらなる品質が求められています。

　新バージョンでは、鋼材の種類や機能を追加するとともに、吊りや支持が正しく施工できているか確認するチェック機能など、施工品質を向上させるための機能を充実しました。さらに、３次元CGの表現力を強化したことで、より立体感のある分かりやすいイメージを共有でき、円滑な意思疎通が図れます。高品質な設計・施工を支援することにより建築物の安全性確保につなげ、「安心・安全」な暮らしに貢献いたします。

　また、業界のグローバル対応として、ユニコード化による多言語入出力を可能とし、データ連携やマスタ編集などの基本機能についても強化しました。

　※イメージ画像は添付の関連資料を参照


【機能強化ポイント】
＜高品質な設計・施工＞
　＞干渉箇所の即時判定
　　干渉箇所がリアルタイムに確認でき、機器配置・ルーティング検討時点で納まりの判定が可能
　＞技術計算
　　照明器具データを利用した照度分布計算、配管・ダクトルートを利用した揚程計算・静圧計算が可能
　＞配管プレカット
　　管材・継手に、ねじ込み代や差し込み代・パッキン代を付与しナンバリングを行うことで、配管プレカットリストを出力可能
　＞器具／鋼材追加
　　照明器具姿図や衛生器具などの新製品に対応し、鋼材や鋼板の種類も追加
　＞施工確認機能
　　インサート間隔を表示・可視化でき、スリーブおよびインサートの先施工・後施工も記録可能
　＞３次元CG
　　任意の角度で３次元CGをスライスできる機能や、透過度の表示制御向上により表現力を強化

＜基本機能の強化・グローバルへの対応＞
　＞多彩なデータ連携
　　AutoCADデータのクリップ機能やCADデータ交換仕様であるIFC，BE−Bridgeの最新バージョンに対応。また、パナソニック照明器具データ連携も強化
　＞マスタ編集
　　空調衛生配管・継手・バルブマスタに加え、電気配線・配管マスタをカスタマイズでき、新製品・特注品および海外規格への対応も可能
　＞多言語入出力
　　多言語入出力に対応し、海外言語を含む文字の表現が可能


【販売価格、および出荷時期】

　※添付の関連資料を参照


【関連Webサイト】
　「建築設備CAD　CADEWA　Real」紹介ホームページ
　http://jp.fujitsu.com/fwest/cadewa/


【商標について】
　CADEWAは株式会社四電工の登録商標です。
　その他記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


■お問い合わせ先
《お客様お問い合わせ先》
　株式会社富士通システムズ・ウエスト
　グローバルビジネス本部　生産ソリューション事業部　CADソリューション部
　【東京支社】Tel：０３−６４２４−９３７３（直通）
　【松山事業所】Tel：０８９−９４５−６２２８（直通）
　E−mail：fwest-cadewa@cs.jp.fujitsu.com


以上