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ニールセン、2014年の日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表

2014-12-19

TOPS OF 2014:DIGITAL IN JAPAN
〜ニールセン2014年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表〜

 −2014年 PCからの利用者数TOP10サービス 全サービスが2013年から2ケタ減
 −スマホ躍進の2014年 利用者数No.1のサービスはGoogle、Yahoo!が僅差で2位
 −スマホアプリ利用者数1位は2年連続でLINE 2位以下とは800万人以上の大差


 視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:武智清訓)は、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)のデータをもとに、2014年の日本におけるPCとスマートフォンの2スクリーンでのインターネットサービス利用者数ランキングを発表しました。

 2014年は、スマートフォン躍進の年となりました。2013年から様々なインターネットサービスの利用がPCからスマートフォンへ移行しており、今年はそれがさらに進んだ一年となりました。PCからの利用者数の多いTOP10サービスをみると、その全てが2013年と比べて2ケタ減となっていました。2013年時点ではPCからの利用者数を維持していた「楽天」や「Amazon」などのECサイトや「YouTube」などの動画カテゴリでも、PCからの利用者数が大きく減少していました(図表1)。

 一方スマートフォンは、月間のインターネット利用者数が2013年10月時点から約900万人増加し、2014年10月時点で約4,400万人にまで拡大しました。アプリケーション(アプリ)とウェブブラウザからの利用で利用者数が多かったサービスを見ると、1位の「Google」と2位の「Yahoo!」共に月間約3,400万人が利用しており、僅差で競っていました(図表2)。

 個別のアプリの利用状況を見ると、もっとも利用者数の多かったアプリは2年連続「LINE」で、昨年の月間平均利用者数から約1,000万人増加し、約3,100万人が利用していました。TOP10アプリの中では、「LINE」と「Twitter」、「Yahoo! JAPAN」の3アプリが、他のアプリと比べ昨年から大きく利用者数を増やしていました(図表3)。


 ※以下の資料は添付の関連資料を参照
  ・図表1;2014年 日本におけるパソコンからの利用者数TOP10
  ・図表2;2014年 日本におけるスマートフォンからの利用者数 TOP10
  ・図表3;2014年 日本におけるスマートフォンアプリケーション利用者数 TOP10


 弊社アナリストの高木史朗は、「2014年は、昨年に続きスマートフォンが更に普及したことにより、インターネットサービスの利用も、PCからスマートフォンへの移行が進んだ1年となりました。スマートフォンは、直近の弊社の調べでは、16歳〜49歳では70%の普及率にまで伸長しました。来年以降の大きな伸びしろは50代以上(普及率17%)に限られるため、スマートフォン利用者数はこれまでのような急成長から、緩やかな成長へと移行していくと考えられます。2015年以降サービス提供会社がスマートフォンからのサービス利用を大きく拡大していくには、デバイスの特性に合ったサービスを提供するなどによりカテゴリ内シェアを高めていくことが、これまで以上に重要となるでしょう。」と述べています。


<Nielsen Mobile NetViewについて>
 Nielsen Mobile NetViewは日本全国の4000名(iOS、Android各2000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。
 データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。
 サービスの詳細は、下記ウェブサイトでもご覧いただけます。
 http://www.netratings.co.jp/solution/nielsen_mobile_netview.html


<Nielsen NetViewについて>
 Nielsen NetViewは、日本全国に4万名以上のオンライン視聴者パネルを構築し、データを収集、報告しています。また、ニールセンの視聴率パネルは家庭のみならず、日本で唯一、職場にも2200名上のパネルを構築していますので、日本全体のPCでのインターネット利用動向を俯瞰することができます。同一条件で測定される視聴率情報であるがゆえに、自社サイトの利用状況や利用者属性の把握のみならず、競合サイトの利用状況との比較もでき、かつ、日本全体あるいは業界内での自社のポジショニングを確認することもできます。時系列データの抽出や、他サイトとの重複利用状況を抽出するなどの豊富なツールも実装されています。
 サービスの詳細は、下記ウェブサイトでもご覧いただけます。
 http://www.netratings.co.jp/solution/netview.html


【ニールセン株式会社 会社概要】
 会社名:ニールセン株式会社 英文社名:Nielsen Co.,Ltd.
 本社所在地 〒150−0002 東京都渋谷区渋谷3−25−18 渋谷ガーデンフロント
 資本金:1億円
 設立:1999年5月
 代表者:代表取締役会長兼CEO 福徳 俊弘
      代表取締役社長兼COO 武智 清訓
 主要株主:ニールセン、トランスコスモス株式会社 など

 ニールセン株式会社はニールセン、トランスコスモス株式会社などの出資による合弁会社です。ニールセンの消費者視聴行動分析部門の日本法人として、視聴者分析と広告分析のソリューションを通じて、お客様のビジネスにおける重要な意思決定を支援するデータ、分析、インサイトを提供しています。製品やサービス、及び分析結果のインサイトについては、広告主企業、メディア運営企業、Eコマース企業、広告会社より高い評価をいただいております。ニールセン株式会社のサービス概要、及び会社概要は、http://www.netratings.co.jp/でご覧いただけます。

 ニールセンの消費者購買行動分析部門は、ニールセン・カンパニー合同会社です。
 消費者調査、ショッパー調査、メディカルリサーチ、販売予測、マーケティングROI分析、コンシューマーニューロサイエンス分析、海外市場情報提供などを行っています。詳細は、ホームページ(http://www.nielsen.com/jp/ja.html)でご覧いただけます。


<ニールセンについて>
 ニールセン・ホールディングスN.V.(NYSE:NLSN)は世界的な情報・調査会社で、マーケティング及び消費者情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報の分野でリーダー的地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークとオランダ・ディーメンに本社を持ち、世界100カ国以上でビジネスを展開しています。詳細は、ホームページ(http://www.nielsen.com)をご覧ください。


<ニールセン株式会社が提供しているソリューションと主な製品サービス>
■視聴者分析ソリューション
 インターネット視聴率データ Nielsen NetView
 スマートフォン視聴率データ Nielsen Mobile NetView
 スマートフォン利用状況分析レポート Nielsen Smartphone Analytics
 検索サービス利用データ Nielsen MegaView Search など

■広告分析ソリューション
 広告効果分析サービス Nielsen Online Brand Effect
 オンライン広告リーチ測定 リーチ&フリケンシー など



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