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WiLとソニー、スマートロック事業を行う合弁会社を設立し製造販売とサービスを展開
WiLとソニー、スマートロック事業を行う合弁会社を設立
〜ソニーの無線セキュリティ技術を活かし、スマートロックの製造販売とサービスを展開〜
WiL,LLC(以下、WiL:Co−Founder&CEO 伊佐山元)とソニー株式会社(以下、ソニー:代表執行役 社長 兼 CEO 平井一夫)は、スマートロック製品の開発・製造・販売及び、その運営サービスを提供する合弁会社設立の契約を本日締結いたしました。新会社となる「Qrio株式会社」は本年12月中の設立を予定しています。
大手企業のオープンイノベーションを促進するWiLと、新規事業の創出を推進するソニーが共同出資する新会社は、今後市場の拡大が予測されるスマートホーム領域において、ソニーが保有する無線セキュリティ技術、公開鍵認証技術などを活かしたスマートロックを開発、製造し、来年度より、個人および法人に向けて販売開始する予定です。
<合弁会社概要(予定)>
社名:Qrio株式会社
本社所在地:東京都港区六本木1−6−1
設立年月:2014年12月中旬予定
資本金:3億3,350万円
出資比率:WiL Fund I,LP:60%、ソニー株式会社:40%
役員構成:代表取締役西條 晋一(WiL General Partner)
取締役伊佐山 元(WiL CEO)
取締役海老澤 観
取締役小田島 伸至
監査役二階堂 昌吾
事業内容:スマートロック製品の開発・製造・販売等及びその運営サービスの提供
<スマートロックについて>
スマートロックとは、無線セキュリティ技術を活用しスマートフォン等モバイル機器のアプリから住宅等の鍵の施錠、開錠ができる電子鍵のことです。住宅等のオーナーがアプリ上で認証するゲストは、スマートフォン等を介して鍵を開閉することが可能になります。スマートロックの活用により、物理的に鍵を貸与しなくても、ご家族やご友人の間、また不動産業者間などでスマートフォンを鍵代わりとして施錠、開錠ができるため、鍵の受け渡しなどの手間を省くことができるようになります。
<WiL Fund I,LPについて>
WiL Fund I,LPは、WiL,LLC(米国カルフォルニア州本社)が運営するベンチャー投資育成のファンドで、主に日米のベンチャー企業への投資や、大企業との連携による新規事業の育成等を手がけております。また、大企業とベンチャーのコラボレーションをプロデュースすることを通じて、オープンイノベーションを加速させ、起業家精神を普及する活動も展開しております。ファンド規模は400億円を超え、産業革新機構、ANA、ソニー、日産自動車、NTT、JVC Kenwood、大和証券、みずほ銀行、セブン銀行を始め、各界を代表する事業会社の出資を受けております。