日本システムウエア、オープンソースを利用した「クラウド統合監視・運用サービス」を提供

ＮＳＷ、オープンソースを利用した
「クラウド統合監視・運用サービス」の提供を開始
〜ライセンスフリーによる低コストを実現〜


　ＮＳＷ（日本システムウエア株式会社、本社：東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長　青木正）は、このたびクラウド環境を管理する「クラウド統合監視・運用サービス」の提供を開始しました。本サービスは、オープンソースソフトウエア（ＯＳＳ）の統合監視ツールであるＺａｂｂｉｘと、ＮＳＷのクラウド基盤運用ノウハウをベースにした自社モジュールにより、ライセンスフリーの統合監視ソフトウエアを開発することで実現しており、低コストでクラウド環境の統合監視が導入できます。

　現在、各企業においてクラウド技術の導入が進んでいますが、従来の物理基盤に加えて仮想基盤の管理も行う必要があり、運用負荷・運用コストの増大が課題の一つになっています。
　ＮＳＷではＯＳＳの統合監視ツールとして実績の高いＺａｂｂｉｘをベースに、自社開発した仮想基盤の監視モジュールを追加することにより、物理基盤と仮想基盤を統合的に管理し運用負荷・運用コストの軽減に貢献する運用サービスを、低コストで提供することを可能としました。
　また、ＮＳＷ独自のインシデント管理機能を追加しているため、ＩＴ運用のベストプラクティスＩＴＩＬ（Ｒ）に準拠したインシデント管理を行うことができます。

　本サービスは、ＮＳＷのＩａａＳ型クラウドサービス「ＢｌｕｅＳｐｉｄｅｒ」（　http://www.bluespider.jp/　）や当社データセンターをご利用いただいているお客様にご提供してまいります。また、今後は自社内や外部データセンターのプライベートクラウド環境で、運用コストの削減が課題となっているお客様や、物理基盤に加えて仮想基盤の監視・運用を必要とされているお客様へも提供を拡大する予定です。

　ＮＳＷは、今後もクラウド環境における最適な運用サービスの実現に向けて、高度な運用自動化などにも取り組んでまいります。また、本サービスにつきましても、ナレッジ共有や障害の自動検知など、より効果的にクラウドをお使いいただくための機能拡張を計画しています。

　今回提供を開始しました「クラウド統合監視・運用サービス」は、今後３年間で３０社への販売を目標としています。


以上


■Ｚａｂｂｉｘ（　http://www.zabbix.com　）について
　サーバ、ネットワーク、アプリケーションを集中監視するためのオープンソースの統合監視ソフトウエアです。ＷｉｎｄｏｗｓやＬｉｎｕｘをはじめとする多数のプラットフォームとＳＮＭＰに対応しているため、プラットフォームが混在した環境であってもＺａｂｂｉｘ一つで統合的に監視することが可能です。
　Ｚａｂｂｉｘ日本語情報サイト　http://www.zabbix.jp

■ＮＳＷ日本システムウエア株式会社について
　１９６６年に創業。ＩＴソリューション、プロダクトソリューション（組込みソフトウエア、ＬＳＩ設計など）の各事業を行うＩＴソリューションプロバイダです。各業種の基幹系システムや、金融・保険・クレジット・公共・製造・流通・店舗向けなど業種対応システムの開発、ＷＥＢサイトやＥＣサイトの構築、および大規模システムの運営、データセンターでのアウトソーシングまでをワンストップで提供します。また、携帯電話・デジタル情報家電などの組込みシステム開発を行うほか、ＬＳＩやボードの設計開発も手掛けています。詳細は、　http://www.nsw.co.jp/　をご覧ください。