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三井不動産、ロンドン都心部で地上27階建て高層オフィスビルの新築工事に着工
ロンドン都心部の開発計画が順調に進捗
−シティ中心部で最新機能の高層オフィス計画「1 エンジェルコート」着工−
■三井不動産株式会社(本社:東京都中央区日本橋室町2−1−1)は、英国子会社「Mitsui Fudosan UK(英国三井不動産、代表者:山田秀人)」を通じて、この度、世界有数の金融街であるロンドン・シティの中心地で高層オフィスビル「1 エンジェルコート」の新築工事に着工いたしました。竣工は2016年9月を予定しております。
■同物件は、地下鉄「バンク」駅から徒歩2分と交通至便な立地環境にあります。シティでは都市計画の規制により高層ビルが少ないため、地上27階建ての本物件高層階から眼下に広がるシティの街並み、セントポール寺院等の眺望の希少性は高く、2階から7階の低層階では、1フロア22,000sf(約600坪)というシティでは希少な大規模フロアプレートを提供しています。
■同じくシティにおいてオフィスビル開発計画「70 マークレーン」が11月に竣工いたしました。同物件はシティの中でも「ロイズ保険組合」等の世界的な大手保険会社が集中するエリアの中心に位置し、「フェンチャーチ・ストリート」駅に隣接する交通至便な立地です。また、上層階に設置されたテラスからテムズ川やロンドン・ブリッジなどのビューを望むことができます。
■「70 マークレーン」の竣工により、「5 ハノーバースクエア」(2012年3月竣工)、「8−10 ムーアゲート」(2014年5月竣工)とあわせて、ロンドンで当社が保有する竣工済み物件は3物件となります。また、「70 マークレーン」のスイスの大手保険会社チューリッヒ、「8−10 ムーアゲート」のオランダの大手銀行アイエヌジーバンクと、それぞれ欧州を代表する金融機関をアンカーテナントとした長期賃貸借契約を締結しております。「1 エンジェルコート」竣工時には、当社のロンドンでのオフィス賃貸面積は約700,000sf(約20,000坪)となり、現在の約2倍の規模となる予定です。なお、これらの事業は、ロンドン有数のデベロッパーであるスタンホープ社を共同事業者として推進しています。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照
■当社グループは、「イノベーション2017」で掲げるグローバル化への取り組みとして、海外事業を積極的に展開しています。欧米エリアにおいては、複数の都市においてオフィス・賃貸住宅など複数の用途の開発事業に取り組み、良質なポートフォリオを拡充してまいります。アジアにおいては、経済成長と都市化の進展により需要が拡大する住宅分譲事業と、個人消費の成長を取り込める商業施設事業を中心に展開してまいります。なお、海外事業については「イノベーション2017」において、2017年度までに約5,000億円の投資計画を策定しております。
■各物件の竣工イメージパース・写真
※参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照
以上
<添付資料>
1.「1 エンジェルコート」事業概要
「70 マークレーン」物件概要
「8−10 ムーアゲート」物件概要
2.位置図
3.ロンドンにおけるその他の事業展開
※添付資料は添付の関連資料を参照