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日本HP、ミッションクリティカルな環境向けに最適化された新プラットフォームを発表
HP、Computeの最適化によりミッションクリティカルな環境を変革
−「HP Integrity Superdome X」にx86サーバーとして最高レベルの信頼性と可用性を実装し、ミッションクリティカル環境の新しいワークロードをリアルタイムでサポート−
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、社長執行役員:ジム・メリット)は、本日、ワークロードに応じたCompute(コンピュート)戦略のポートフォリオを拡充し、ミッションクリティカルな環境向けに最適化された新しいプラットフォーム「HP Integrity Superdome X」を発表します。HPのCompute戦略の新たなマイルストーンであるこのプラットフォームは、最も要求の厳しいミッションクリティカルなワークロードをx86アーキテクチャ上で実行し、高レベルのパフォーマンスと拡張性、可用性、ならびに効率性を実現します。
ミッションクリティカルな環境で収益に貢献するアプリケーションを運用するお客様にとって、システムの中断や業務効率の低減を受け入れることは出来ません。その結果、ミッションクリティカルなワークロードは、業界で最も厳しいサービスレベルアグリーメント(SLA)、たとえば計画外のダウンタイム・ゼロといった要件を満たす必要があります。
「HP Integrity Superdome X」は、ミッションクリティカルなワークロードの最高レベルの要求に応えられるよう設計されています。HPは、このプラットフォームを高度にスケーラブルなx86環境に拡張することで、ミッションクリティカル・ソリューションをより広範な市場に提供します。
製品名:HP Integrity Superdome X
最小構成価格(税抜):23,971,000円〜
販売開始日:12月9日
新製品の主な特長は以下の通りです。
<ミッションクリティカルなパフォーマンスと可用性を業界標準の効率で実現>
「HP Integrity Superdome X」は、x86の効率性と「HP Superdome」で培って来た実証済みの先進技術を統合し、業務処理、意思決定支援ならびにエンタープライズ・データベースを含むクリティカルなLinuxワークロード向けに提供するものです。最高レベルの信頼性と可用性ならびに保守性を達成するために設計された「HP Integrity Superdome X」は、高コストで非効率なプロプライエタリ・システムや、ミッションクリティカルなワークロードを支えるにはパフォーマンス、拡張性、可用性に欠けるx86インフラストラクチャに代わる選択肢となります。
「HP Integrity Superdome X」は、高信頼のインテル(R)Xeon(R)プロセッサー E7 v2 ファミリーを16CPU/240コア搭載可能で、最大16ソケット、12TBメモリの画期的なスケーラビリティによって、x86コンピュートを再定義し、最大規模のエンタープライズ・アプリケーションと予測不能なワークロードをリアルタイムでサポートします。また、HP独自のnParsハード・パーティショニング・テクノロジーはソフト・パーティションの20倍の信頼性(*1)を提供し、クリティカルなアプリケーションを他の障害から遮断し隔離することで、アプリケーションの稼働時間を最大化します。さらに、「HP Integrity Superdome X」は現行の8ソケットx86サーバーである「HP DL980 G7」の最大9倍のパフォーマンスを提供することで、処理効率を大幅に改善しています。(*2)
「HP Integrity Superdome X」は、以下の方法でお客様の業績向上に貢献します。
・業務効率を向上させ、収益、利益率、市場シェアを拡大
・アプリケーション・ダウンタイムを最小限、もしくはゼロにすることにより、継続的なサービス可用性を提供
・画期的な効率性により、複雑性とコストを削減
・業界標準のプロセッサーとオペレーティングシステムを採用することで、あらゆるアプリケーションやミドルウェア、リレーショナルデータベース製品の稼働が可能
また、日本HPでは「HPプロアクティブケア アドバンスト」、「HPデータセンターケア」などの幅広いサポートサービスを提供し、ミッションクリティカルな環境の安定稼動とパフォーマンスの向上に貢献します。
*1:「HP Integrity Superdome X」は、「HP Integrity Superdome2」にx86アーキテクチャのセル・ブレードを搭載し、さらにハード・パーティション(nPartitions)を提供しています。ハード・パーティションの信頼性は、ソフト・パーティションだけの場合と比較し、約20倍高くなります。nPartitionのSPOF(単一障害点)は5%以下であり、ソフト・パーティションの20倍の信頼性を誇ります。
出典:HPのピーター・ピエット(Peter Piet)およびブルース・エドソン(Bruce Edson)、マルコフ連鎖高可用性モデルを使用。別のnPars上でのアプリケーション実行VS仮想マシンを使用して同じnParで同時に実行した場合。(HP、米国カリフォルニア 2013年8月現在)高可用性モデリングと現場で収集されたデータが、これらの説明を裏付けています。
*2:SPECjbb2013 MultiJVM標準ベンチマークを使用したHP DL980 G7とのHP社内比較。2014年8月現在。
■新製品に関する製品情報は以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/sdx
※製品画像は添付の関連資料を参照
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カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120−436−555
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