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日本貨物鉄道など、東京〜大阪間で「イオン鉄道輸送研究会」専用列車運行
東京⇔大阪間、イオン・ネスレ日本・アサヒビール・花王・江崎グリコで専用列車を運行!
12月14日・21日「イオン鉄道輸送研究会」専用列車運行
業界を超え、共同でCO2排出量削減を目指します
日本貨物鉄道株式会社(以下、JR貨物)とイオンの物流を担うイオングローバルSCM株式会社(以下、イオングローバルSCM)が幹事を務める「イオン鉄道輸送研究会」は、環境保全への取組みとともに年末の旺盛な需要に対応するため、共同で東京⇔大阪間に専用列車を運行します。
イオングローバルSCMが、同研究会に参加する各業界の19社の企業に呼びかけ、ネスレ日本株式会社、アサヒビール株式会社、花王株式会社、江崎グリコ株式会社がこれに賛同し、実現しました。
需要が旺盛となる12月14日(日)と21日(日)に、東京(タ)駅発百済(タ)駅行き(第55列車)と百済(タ)駅発東京(タ)駅行き(第54列車)を専用列車として運転致します。
今後も「イオン鉄道輸送研究会」を通じて業界を超えたモーダルシフトを積極的に進め、参加企業の増加やニーズに応じた弾力的な列車運行を実施していきます。
※(タ)は貨物ターミナルの略
*参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照
【取組みの目的】
●イオン・ネスレ日本・アサヒビール・花王・江崎グリコ
(1)年末トラック輸送から鉄道コンテナ輸送にシフトすることによる安定輸送の実現
(2)各賛同企業とイオンによる環境活動メッセージの発信
●JR貨物
日曜日列車を運行することによるモーダルシフトの推進
【専用貨物列車の概要】
東京⇔大阪間にて各社共同による2編成(上り・下り)の専用列車を運行
12月14日(日)・21日(日)相互発運転
(1)日曜日夜発⇒月曜日早朝着
(2)12ftコンテナ120基(24車両600トン編成)
(3)東京貨物ターミナル駅⇔百済貨物ターミナル駅間の列車運行
【イオングローバルSCMの専用列車への貨物集約イメージ】
イオングローバルSCMは、「低炭素社会の実現」を目指し、北海道や九州向けの衣料品などの輸送を小売業界では各社に先駆けてトラック輸送から順次鉄道輸送に切り替えるなど、環境に配慮した物流を推進しています。
今回の取組みでは、東日本・西日本に立地するイオンのブランド「トップバリュ」製造委託メーカーから集荷した商品を、この専用列車に集約し自社RDC(在庫倉庫)への輸送を実施します。
*参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照