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キヤノン、「パワープロジェクター」シリーズからLCOSプロジェクター「WUX6000」を発売
6,000lmの高輝度とフルHDを超える高解像度を両立
LCOS(エルコス)(※1)プロジェクターの最上位モデル“WUX6000”を発売
キヤノンは、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、最上位モデルのLCOSプロジェクター“WUX6000”を2014年12月5日に発売します。
*製品画像は添付の関連資料を参照
新製品は、6,000lmの明るさとWUXGA(1,920×1,200画素)の高解像度を両立し、投写画面上に映る網目のような格子感が目立たないLCOSパネルを採用しています。大会議室や教育現場に加え、デジタルサイネージ(電子看板)やプロジェクションマッピングなど、さまざまなシーンに適したプロジェクターです。
■高輝度・高解像度を両立した高画質な映像を投写
新製品は6,000lmの明るさで、WUXGA(1,920×1,200画素)の解像度に対応しています。さらに、LCOSパネルを搭載することで、画面上に映る網目のような格子感を抑えた、滑らかな高画質映像を投写することができます。
■投写レンズの豊富なラインアップにより柔軟な設置が可能
短焦点から超長焦点まで幅広く網羅する交換式の投写レンズ(別売)を5本用意しているため、ユーザーのニーズに合わせて柔軟にプロジェクターを設置することができます。また、キヤノンが培ってきた光学技術により、投写レンズの種類やズームにより発生する輝度の低下を抑えて投写することが可能です。
■ズームやフォーカス位置などの情報を3パターン登録可能な「レンズポジション」
電動で駆動するズームやフォーカスの位置に加え、画面の歪みを補正するキーストーンや、レンズシフト、アスペクト比などの情報を3パターンまで登録することが可能な、「レンズポジション」機能を新たに搭載しています。これにより、奥の壁と手前のスクリーンなど、距離や高さが異なる場所に投写する場合でも、リモコン操作で簡単に登録内容を呼び出すことができます。
製品名:WUX6000(※2)
価格:オープン価格
発売日:2014年12月5日
生産台数:1,000台/月
※1 反射型液晶(Liquid Crystal On Silicon)。
※2 投写レンズは、プロジェクター本体とは別売です。
<主な特長>
1.高輝度・高解像度を両立した高画質な映像を投写
・6,000lmの明るさと、フルHDを超えるWUXGA(1,920×1,200画素)の解像度に対応することで、明るく高精細な映像を投写。
・高い反射率と開口率を発揮するLCOSパネルにより、透過型液晶パネルに見られる網目のような格子感を抑えた、滑らかな高画質映像を投写。
・光を精密にコントロールするキヤノン独自の光学システム「AISYS」(エイシス:Aspectual Illumination System)により、美しい白を再現し、色彩豊かな高画質映像の投写が可能。
2.投写レンズの豊富なラインアップにより柔軟な設置が可能
・短焦点から超長焦点まで幅広く網羅する交換式の投写レンズ(別売)を5本用意しているため、ユーザーのニーズに合わせて柔軟にプロジェクターを設置することが可能。
・キヤノンが培ってきた光学技術により、投写レンズの種類やズームにより発生する輝度の低下を抑制して投写することが可能。
・レンズを薄型化・小型化する技術により、1本のレンズに幅広いズーム域を持たせながら、すべてのレンズを本体から飛び出さずに収納することが可能。設置の際にも、レンズ部分を目立たせずに配置することが可能。
・4種類のズームレンズは、上方に約55%、下方に約15%、左右にそれぞれ約10%分の画面を移動ささせることが可能なレンズシフト機構を搭載。また、600型までの大画面投写が可能。
*参考資料は添付の関連資料「参考資料1」を参照
3.ズームやフォーカス位置などの情報を3パターン登録可能な「レンズポジション」
・電動で駆動するズームやフォーカスの位置に加え、画面の歪みを補正するキーストーンや、レンズシフト、アスペクト比などの情報を3パターンまで登録することが可能な「レンズポジション」を新たに搭載。これにより、教育現場で黒板とスクリーンとの間で投写を切り替えるなど、異なる使用環境でもリモコンの簡単な操作で登録内容を呼び出すことが可能。
・レンズ1本あたりのズーム域が広いため、「レンズポジション」を使用する際でも柔軟な投写距離に対応することが可能。
*参考資料は添付の関連資料「参考資料2」を参照
4.さまざまな投写を可能にする優れた基本性能
・キヤノン独自開発の映像エンジンにより、画像の四隅のゆがみを個別に調整する「4点キーストーン補正」機能を搭載。斜めからでも鮮明に映像を投写することが可能。
・複数のプロジェクターの映像をつなぎ合わせて投写する際に便利な「エッジブレンディング」機能を搭載。隣り合わせた画面のつなぎ目の明るさを調整することで、映像の重複部分を感じさせない美しく滑らかな大画面投写が可能。
・被写界深度の深いレンズにより、斜めから投写する場合においてもスクリーン形状の歪みに影響されにくく、画面全域において隅々まで鮮明な投写が可能。
5.「Blue−base」と「Clear−base」に対応した「DICOM(ダイコム) SIMモード(※1)」
・医療用画像の国際標準規格DICOM Part 14(※2)に近似した、「DICOM SIM モード」を搭載。レントゲン写真の投写に使用される「Blue−base」と「Clear−base」に近似した、色味の異なる映像を投写することが可能。
・2画面に分割して投写する「P by P モード」利用時には、左右で「DICOM SIM モード」の映像と「sRGB モード」の映像をそれぞれ選択することが可能。
※1 ユーザーの希望により出荷時に設定する無償オプションです。医療診断用機器ではないため、実際の診断には使用できません。
※2 北米電子機器工業会が発行している医療におけるデジタル画像と通信のための規格(Digital Imaging Communication
in Medicine)。
6.優れた低消費電力性能
・高い反射率と開口率を発揮するLCOSパネルや、輝度効率が向上したキヤノン独自開発の光学システム「AISYS」などにより、明るさ1lmあたりの消費電力は約0.076W/lm、待機電力は0.3W(ネットワーク使用時:0.7W)と卓越した低消費電力性能を実現。
<ビジネスプロジェクターの市場動向>
2013年のビジネスプロジェクターの市場規模は、世界市場で約730万台、国内市場で約19万台でした。
2014年においても、世界市場で約740万台、国内市場でも約20万台とほぼ横ばいを予想しています。
今後は接続機器の高解像化に伴い、WUXGAクラスの解像度の製品や、室内を暗くしなくても鮮明な映像を投写することが可能な高輝度製品の需要拡大が期待されています。(キヤノン調べ)
*主な製品仕様は添付の関連資料を参照
●一般の方のお問い合わせ先:
キヤノンお客様相談センター
050−555−90071