三菱地所、東京・千代田で「（仮称）大妻女子大学H棟新築計画」の新築工事に着手

千代田区三番町で大妻学院の千代田キャンパス拡充
「（仮称）大妻女子大学H棟新築計画」着工


　三菱地所株式会社（取締役社長：杉山　博孝、以下「三菱地所」）は、東京都千代田区三番町において、本年１１月２５日に「（仮称）大妻女子大学H棟新築計画」の新築工事に着手したことをお知らせします。建物竣工後、本計画の土地建物を学校法人大妻学院（理事長：花村　邦昭、以下「大妻学院」）が購入予定です。

　本計画では、２１世紀の女子大学としての更なる充実を図る大妻女子大学を運営する大妻学院が、創立１００周年であった２００８年以来進めている「千代田キャンパス再開発プロジェクト」の一環として、２０１４年８月に竣工した「大妻学院本館」の北側敷地に「大妻女子大学H棟校舎」を新設します。また、２０１７年に同大学多摩キャンパスから社会情報学部が移転を開始し、千代田キャンパスへの学部集約を進めます。本プロジェクトにより、大学の都心回帰の一翼を担い、創立１０６年を迎えた大妻学院の歴史に新たな１ページが刻まれ、三番町にて次の１００年を見据えた新たな教育の場が誕生する事となります。
　三菱地所グループは本計画において、三菱地所が建築主として新校舎建設を着実に推進するほか、豊富な教育施設設計のノウハウと実績を持つ株式会社三菱地所設計（取締役社長：大内　政男、以下「三菱地所設計」）が設計監理業務を担当。グループの総合力で大妻学院を支援しています。
　また、本計画のほか、「大妻学院本館」の再開発において三菱地所が再開発のプロジェクトマネジメント支援と、三菱地所設計がコンストラクションマネジメント業務（以下、「CM業務」）を、「大妻女子大学校舎棟」改修および「大妻女子大学別館」建替において三菱地所設計がCM業務を、「大妻久我山寮」において三菱地所レジデンス株式会社が開発、三菱地所設計が設計監理業務を実施。三菱地所グループは、私学運営の各側面から不動産ソリューションを提供しています。

　＊参考画像は添付の関連資料を参照

■建物・計画概要
　所在地：東京都千代田区三番町２８番１（地番）
　事業主：三菱地所株式会社
　購入者：学校法人大妻学院
　敷地面積：１，４８１．６７m2
　延床面積：約５，９００m2
　階数：地下２階、地上８階建
　建物用途：大学校舎
　設計監理：株式会社三菱地所設計
　施工者：前田建設工業株式会社
　スケジュール：２０１４年１１月　新築工事着工、売買契約締結
　２０１７年春：大妻女子大学校舎として使用開始予定

■周辺地図

　＊添付の関連資料を参照


【学校法人大妻学院】　※大妻女子大学の概要

　創立：１９０８年
　所在地：千代田キャンパス　東京都千代田区三番町１２番地
　多摩キャンパス：東京都多摩市唐木田２丁目７番地１
　理事長：花村　邦昭
　学長：荻上　紘一
　学生数：７，７９９名（２０１４年５月１日現在）

【三菱地所株式会社】

　設立：１９３７年５月
　所在地：東京都千代田区大手町一丁目６番１号
　代表者：取締役社長　杉山　博孝
　従業員：６９０名（２０１４年３月３１日現在）
　事業：オフィスビル・商業施設等の開発、賃貸、管理
　　　　　収益用不動産の開発・資産運用
　　　　　住宅用地・工業用地の開発、販売
　　　　　余暇施設等の運営
　　　　　不動産の売買、仲介、コンサルティング

【株式会社三菱地所設計】

　設立：２００１年３月
　所在地：東京都千代田区丸の内二丁目５番１号
　代表者：取締役社長　大内　政男
　従業員：５７６名（２０１４年４月１日現在）
　事業：建築の企画・設計監理
　　　　　都市・地域計画
　　　　　建築コンサルタント